東洋建設と海洋エンジニアリング、海底ケーブル埋設技術開発がNEDO事業に採択
東洋建設と海洋エンジニアリングが共同提案した「国内の複雑な海底地盤に対応したケーブル埋設技術開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術研究開発事業に採択された。採択対象となったのは「2026年度新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業(未来型新エネ実証制度)」である。両社はそれぞれの強みを融合し、海底ケーブル埋設の低コスト化と環境配慮施工の実現を目指す。
NEDO事業採択の背景と課題
2050年のカーボンニュートラル実現に向けた洋上風力発電の拡大には、信頼性とコスト効率に優れた海底ケーブル埋設施工技術の確立が不可欠とされている。特に日本沿岸の多様な海底地盤に対応した確実な施工に加え、環境モニタリング技術の高度化を図ることで、施工の効率化と環境配慮を両立させることが事業推進において重要視されている。
こうした背景のもと、東京都千代田区に本社を置く東洋建設(代表取締役 社長執行役員:中村龍由)と、東京都台東区に本社を置く海洋エンジニアリング(代表取締役社長:鬼頭毅)が共同で提案を行い、採択が決定した。
施工技術と環境モニタリングの融合
東洋建設は海洋土木における豊富な実績とエンジニアリング力に加え、洋上風力分野をはじめとする技術開発実績を有している。一方、海洋エンジニアリングはROVやUSV、マルチビームソナー等を活用した海洋調査および環境モニタリングの分野で実績とノウハウを持つ。
今回の取り組みでは、東洋建設の施工技術と海洋エンジニアリングの環境モニタリング技術を融合させ、海底ケーブル埋設の低コスト化と環境に配慮した施工の実現を進めていく。
洋上風力分野の強化と脱炭素化への取り組み
東洋建設は中期経営計画において、洋上風力建設事業を「成長ドライバー」と位置づけ、今後の主要事業とすべく活動を展開している。同社は洋上風力分野をはじめとする再生可能エネルギー事業の持続的発展を通じて、日本社会の脱炭素化へ貢献していくとしている。
本記事は東洋建設株式会社の発表をもとに作成。

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