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川口市とコドモン、放課後児童クラブの報告業務を効率化する実証へ

埼玉県川口市と保育・教育施設向けICTサービスを展開する株式会社コドモンは、放課後児童クラブ(学童)における報告業務の効率化を目指す実証事業を実施します。本事業は、こども家庭庁の令和8年度「放課後児童クラブ利用手続き等に関わるDX推進実証事業」の一環として行われます。日々の業務データを自動集計する仕組みを構築し、施設や自治体の事務負担軽減を検証します。

背景にある報告業務の手作業と多段階の確認負担

放課後児童クラブでは毎月、子どもの利用人数や支援員の勤務時間、配置状況、おやつ代の利用状況などを自治体へ報告する必要があります。近年はICTの導入により日々の情報がデジタル上に記録されるようになったものの、自治体への実績報告の際にはExcelへ手作業で転記し、集計して報告書を作成する業務が残っています。

さらに、施設が作成した報告書を法人本部が確認し、その後自治体が審査・確認するなど、同一のデータが複数の段階で扱われていることが負担となっています。

今回の実証では、保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」に日々記録される児童の入退室や出席、職員の出退勤などのデータを自動で集計し、報告に必要な情報をダッシュボード上で確認できる仕組みを構築します。

これにより、従来の「記録→転記→集計→報告→確認」という業務フローを「記録→自動集計→報告→確認」に見直します。データの転記や手作業による集計を削減し、施設職員が子どもへの支援や安全管理など本来の業務に充てる時間を増やすとともに、法人本部や川口市における確認業務の負担軽減を目指します。

市内11施設で効果検証を行い全国展開モデルを検討

実証は、川口市内の公設民営クラブを運営する「特定非営利活動法人 子ども支援ホーム」と「特定非営利活動法人 三楽」の2事業者、計11施設を対象に行われます。2026年9月から施設でのデータ入力を開始し、同年10月から実証データの分析を行う予定です。

事業を通じて、施設・法人本部における報告業務の作業時間を約60%削減することや、施設・法人本部職員の70%以上がストレス軽減・時間創出を実感すること、川口市職員の70%以上が確認・審査業務の効率化を実感することを目標値として設定しています。得られた成果や課題を整理し、全国の自治体でも活用可能な報告のあり方の検討につなげる方針です。

実証事業の概要

  • 事業名:川口市放課後DX推進実証事業
  • 位置付け:こども家庭庁 令和8年度「放課後児童クラブ利用手続き等に関わるDX推進実証事業」
  • 実施主体:川口市
  • 対象:川口市内の公設民営クラブを運営する2事業者、計11施設
  • 実証期間:2027年3月まで(データ入力期間は2026年9月〜2026年12月を想定)

株式会社コドモン 会社概要

  • 所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
  • 代表者:代表取締役CEO 小池 義則
  • 資本金:6,825万円
  • 設立:2018年11月
  • 事業内容:保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の運営、写真販売サービスの運営、決済代行サービス、採用支援・園児募集支援事業「ホイシル」、保育施設向けECサイト「コドモンストア」の運営、オンライン研修事業「コドモンカレッジ」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」の運営など

本記事は株式会社コドモンの発表をもとに作成されています。

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