Lister、米国の主要フィジカルAI関連企業142社のカオスマップを公開
製造業領域の市場情報調査やデータ提供基盤の開発を手がける株式会社Listerは2026年9月2日、米国の主要フィジカルAI関連企業142社を調査した「米国フィジカルAI関連企業カオスマップ」を公開しました。特設サイトでは12カテゴリにわたる注目企業50社を掲載しているほか、全対象企業を収録した詳細版企業データベースを無料で提供しています。
AIがロボットや車両などを通じて現実世界を認識・動作するフィジカルAIの実装が進むなか、日本企業が米国市場を調査する際の初期リサーチや協業先探索に活用されることを想定しています。
12カテゴリに分類し注目企業50社を特設サイトに掲載
カオスマップでは、米国のフィジカルAI産業を構成する主要企業142社を以下の12カテゴリに分類しています。
- ロボット基盤モデル・ロボットブレイン
- ヒューマノイド・汎用ロボット
- 産業用・協働・作業ロボット
- AMR・物流・搬送ロボット
- 四足歩行・特殊用途ロボット
- サービス・ヘルスケアロボット
- 自動運転・無人モビリティ
- ドローン・自律航空機
- ロボットハンド・アクチュエーター・部品
- センサー・マシンビジョン
- AIコンピュート・エッジ
- シミュレーション・開発基盤
特設サイト上では、調査対象の中から代表性や実装状況などを考慮して選定した注目企業50社が掲載されています。掲載企業には、Physical Intelligence、Boston Dynamics、Waymo、Applied Intuitionなどが含まれ、カテゴリや商用化ステージ、日本市場との関連度に応じた絞り込み検索が可能です。
商用化の成熟度と日本市場との接点を独自指標で整理
今回の調査では、単なる企業名の一覧にとどまらず、商用化・実装の成熟度を「M0」から「M5」までの6段階で評価しています。研究・構想段階の「M0」から、実環境での検証段階である「M2」、大規模な商用・運用展開に至る「M5」まで、製品やサービスが現実世界でどの程度活用されているかを比較できます。
また、日本市場との接点についても「J0」から「J4」までの5段階で整理されました。接点が確認できない「J0」から、日本法人の設立や代理店体制の構築を示す「J2」、国内での本番稼働や継続導入が確認された「J4」まで、各社製品の日本展開状況を基準に分類されています。
さらに、エコシステム全体の構造を把握できるよう、投資や技術連携、戦略提携などの企業間関係1,742件と、PoCや商用導入などの企業活動429件のデータもまとめられています。
カオスマップの編集担当者は、知名度だけでなく提供内容や商用化の進行度、企業間の関係性や活動実績をデータとして整理したとし、技術やエコシステムの観点から市場を把握するための入口として活用してほしいとしています。
全142社を収録した詳細版データベースを無償提供
特設サイトでの公開に加え、調査対象となった142社すべてを網羅した詳細版企業データベースが無料で提供されています。データベースには企業属性や会社概要、代表製品・技術のほか、商用化ステージや日本関連ステージの概要、主要投資家、提携先・顧客情報などが収録されています。
Listerはこれまでにも「フィジカルAIカオスマップシリーズ」として、導入企業マップや中国企業の分析レポートなどを順次発表しており、今回の米国関連企業マップは同シリーズの第9弾となります。
株式会社Listerの概要
- 会社名:株式会社Lister
- 代表者:代表取締役 永良 慶太
- 所在地:東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー8F
- 事業内容:製造業領域に特化した市場情報調査・データ提供基盤の開発
本記事は株式会社Listerの発表をもとに作成されています。
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