スカイゲートテクノロジズ、米Forward Edge-AIと戦略的パートナーシップ締結
防衛テックスタートアップのスカイゲートテクノロジズは、米ミサイル防衛局(MDA)の調達枠組み「MDA SHIELD」でプライムコントラクターを務める米Forward Edge-AIと戦略的パートナーシップを締結した。同社はサブコントラクターとしてMDA SHIELDに参画し、米国の次世代多領域ミサイル防衛アーキテクチャ「ゴールデンドーム」構想の支援に向けてAI技術などを提供する。
ゴールデンドームは、弾道ミサイルや極超音速兵器、巡航ミサイルなどの脅威やハイブリッド攻撃から米国本土と同盟国を防護するために設計されたミサイル防衛アーキテクチャである。この構想を支える調達枠組みであるMDA SHIELDは、期間10年、総額1,510億ドル規模の契約ビークルとなっている。
同枠組みでは19の作業範囲記述(SOW)領域にわたり、AIを活用したセンシングとデータ融合、サイバーセキュリティおよびゼロトラスト・アーキテクチャ、極超音速兵器・ミサイル追跡といった先進技術の開発や配備を推進する。スカイゲートテクノロジズは、Forward Edge-AIの日本における戦略パートナーであるアスピレイションを含む3社で連携し、日本の先端技術を米国の防衛プログラムへ提供していくとしている。
AI防衛システム「Alayasiki」の技術を提供
本提携に基づき、スカイゲートテクノロジズは自社で開発するAI防衛システム「Alayasiki」のコア技術を提供する。これには各種データや装備品を統合して状況認識と意思決定をAIで支援する機能や、同盟国・同志国間の相互運用性を支えるゼロトラストに基づくデータ中心セキュリティ技術が含まれる。
これらの技術群は、秘密レベルやクリアランスに応じた適切な情報共有を保ちながら国家のデータ主権確保に寄与するものであり、米国のミサイル防衛アーキテクチャへの統合支援や次世代防衛技術の共同開発に用いられる。
日米連携強化に向けた各社代表のコメント
スカイゲートテクノロジズの粟津昂規代表取締役社長は、同盟国部隊間のリアルタイム相互運用性と自国の意思決定主権を重視しているとした上で、今回の締結を米国市場での成長に向けた大きな一歩と位置づけ、日米同盟の進化に貢献する意向を示した。
Forward Edge-AIのエリック・アドルフェCEOは、スカイゲートテクノロジズの指揮統制やデータ融合、ゼロトラストセキュリティにおける技術力を評価し、同社をチームに迎えられたことを光栄に思うと述べた。また、アスピレイションの石塚宏一代表取締役CEOは、日本の先進的な能力を米国の防衛構想へ結びつけ、産業連携を加速させる姿勢を表明した。
参画企業の概要
- スカイゲートテクノロジズ株式会社
- 所在地:東京都渋谷区
- 代表者:代表取締役 粟津 昂規
- 事業内容:国防向けAI防衛システムおよび企業向けゼロトラストセキュリティプロダクトの開発・提供
- URL:https://www.skygate-tech.com/
- Forward Edge-AI, Inc.
- 所在地:米国テキサス州サンアントニオ
- 事業内容:MDA SHIELD契約のプライムコントラクター。AI、サイバーセキュリティ、宇宙システム、先進センシング技術の提供
- アスピレイション株式会社
- 所在地:東京都港区
- 代表者:代表取締役CEO 石塚 宏一
- 事業内容:サイバーセキュリティ、耐量子暗号、対ドローンシステム、AI脅威インテリジェンス等のソリューション提供
本記事はスカイゲートテクノロジズ株式会社の発表をもとに作成されています。
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