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東京書籍が図鑑 中国の書を発売 殷代から現代まで300点超の作品を収録

東京書籍は、殷代から現代までの中国の書の歴史をビジュアルでたどる『図鑑 中国の書』を発売した。本書は中国で刊行された書籍の日本語版であり、63点の主要作品を軸に300点を超える作品図版を収録している。3メートルにおよぶ折り込み図版などを交えながら、技法や表現の特徴、書人の生涯に迫る内容となっている。

3000年を超える中国書法の歴史を一望

本書は、殷代の甲骨文や青銅器の銘文である金文から現代に至るまで、3000年以上の歴史をもつ中国書法の変遷を体系的にまとめたビジュアル図鑑である。

全5章で構成され、王羲之の《蘭亭序》や顔真卿の《祭姪文稿》、蘇軾の《黄州寒食詩巻》といった著名な作品を含む63点の主要作品を軸に展開する。作品の背景にある物語や書人の生涯に関する解説のほか、古典臨書や倣書など創作の参考となる関連作品も多数掲載されている。

3メートルの折り込み図版や比較図で技法を可視化

ビジュアル面では、王羲之一族による《万歳通天進帖》や張旭の伝承をもつ《古詩四帖》を、3メートルの折り込みを用いて再現している。大判図版に加え、豊富な部分図や比較図を配置することで、書体の技法や表現の差異を直感的に理解できるよう工夫されている。

本書は蕭文飛氏が監修、柳灃圃氏が編著を担当した中国の原著『偉大的中国書法:図解300余幅経典作品及其背後的故事』の日本語版となる。日本語版の監修は、東京国立博物館主任研究員の六人部克典氏と筑波大学芸術系准教授の髙橋佑太氏が務めた。

書籍概要

  • 書名:図鑑 中国の書
  • 監修:蕭文飛
  • 編著:柳灃圃
  • 日本語版監修:六人部克典、髙橋佑太
  • 訳:王蕾、趙玉萍、武瀟瀟
  • 定価:7,920円(本体7,200円+税10%)
  • 仕様:B4変型、376ページ
  • 発行:東京書籍株式会社

本記事は東京書籍株式会社の発表をもとに作成。

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