立志舎の日本動物専門学校と杉並区が災害時のペット同伴避難支援協定を締結
学校法人立志舎が運営する日本動物専門学校は、杉並区と「災害時における愛玩動物及び飼い主の支援活動等に関する協定」を8月25日に締結した。大規模災害時に配慮が必要とされるペットと飼い主が安心して避難できる環境を整備し、地域の防災力向上を目指す。
協定締結の背景と想定される協力内容
大規模災害発生時の震災救援所において、ペットと一緒に生活を送る「同伴避難」が可能な場所や環境の確保は、衛生面やアレルギーなどの観点から課題となっている。こうした背景から、配慮が必要と認められるペットと飼い主の同伴避難の場を提供するために協定が締結された。
想定されている協力内容は以下の通り。
- ペットと飼い主の同伴避難場所の提供(日本動物専門学校:東京都杉並区高円寺南4-6-8)
- ペットの飼育に必要な物資、医療器具等の提供
- 動物の災害時対策等に関する普及啓発
- 東京都獣医師会杉並支部との連携
災害時にペットと一緒に避難場所まで安全に避難することを「同行避難」と呼ぶのに対し、「同伴避難」は避難所においてペットと同じ空間や施設内で飼い主が飼養管理することを指す。
衛生面やアレルギーなどの問題から同伴避難は難しいとされているが、同校の施設を利用することで、杉並区において同伴避難が可能となる。
立志舎の教育理念と自治体との連携実績
開校から20年間教育活動を続けてきた日本動物専門学校は、「人とペットが共に安心して暮らせる社会をつくる」という教育理念のもと、動物の専門知識を持つ人材の育成と地域の防災力向上への寄与を目指している。
学校法人立志舎では、各地の自治体と同様の協定締結を進めており、これまでの主な取り組みは以下の通り。
- 2024年11月:墨田区と「災害時における愛玩動物及び飼い主の支援活動に関する協定」を締結
- 2025年11月:練馬区、練馬区獣医師会とペット防災に関する三者協定を締結
- 2026年3月:愛知県と「災害時におけるペット同行避難の支援に関する協定」を締結
- 2026年4月:横浜市と「災害時における愛玩動物及び飼い主の支援活動に関する協定」を締結
- 2026年6月:大阪市と「災害時における帰宅困難者の受入れ等に関する協定」を締結
本記事は学校法人立志舎の発表をもとに作成。
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