東京書籍がビジュアルで歴史をたどる図鑑 古代ギリシアを刊行
東京書籍は、古代ギリシアの歴史や文化を豊富なビジュアルとともに解説する書籍『図鑑 古代ギリシア』を刊行しました。英国DK社の「The Definitive Visual History」シリーズの邦訳版で、日本語版監修は東京大学名誉教授の橋場弦氏が務めています。黎明期の文明からビザンツ帝国の滅亡に至るまでの壮大な歴史を、最新の研究動向やCG技術を交えて多角的に紹介しています。







先史時代からビザンツ帝国滅亡までを網羅
本書は、約40万年前にギリシアで初期人類が出現した時代から、15世紀にビザンツ帝国が滅亡するまでの長大な歴史を扱っています。従来の概説書で一般的なアレクサンドロス大王の時代にとどまらず、ヘレニズム時代やローマ統治下、さらに初期・後期のビザンツ帝国までをひと続きの歴史として捉えている点が特徴です。
また、対象とする地理的範囲も現在のギリシャ領土内だけでなく、植民市が存在した南イタリアやシチリア、東はインド国境、南はエジプト、さらには北アフリカや南スペインの一部など、ギリシア文化が広がった広範な地域に及んでいます。
多彩なビジュアルと横断的なテーマ解説
誌面では、キクラデス文明やミノア文明、ミケーネ文明などの青銅器時代の工芸品をはじめ、アルカイック期から古典期にかけて発展した建築物、陶器、彫刻、モザイク画などを美しいビジュアル資料で掲載しています。最新のCGI技術による遺跡や当時の生活風景の再現も収録されています。
構成面では、時系列に沿った歴史の流れだけでなく、文学、芸術、建築、思想、科学、文字、言語、奴隷制といった個別テーマを豊富に織り込んでいます。さらに、パルテノン神殿やアクロポリスなどの重要建造物の特集や、神話の図像表現、人々のライフサイクル、女性や子ども、障がいのある人々に関する知見など、多角的な視点から古代ギリシア世界を読み解く内容となっています。
監修者と書籍概要
本書の監修はリーズ大学教授のエマ・スタッフォード氏、日本語版監修は古代ギリシア史を専門とする東京大学名誉教授の橋場弦氏が担当しています。
書籍の概要は以下の通りです。
- 書名:『図鑑 古代ギリシア』
- 監修:エマ・スタッフォード
- 日本語版監修:橋場 弦
- 定価:7,370円(本体6,700円+税10%)
- 仕様:A4変型・400頁
- 発行:東京書籍株式会社
本記事は東京書籍の発表をもとに作成しています。
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