LINEジャーナリズム賞発表、社会の課題を浮き彫りにした2記事が受賞

LINEヤフー株式会社は、2024年2月から4月に「LINE NEWS」上で配信された100万本を超える記事の中から、NHK NEWSとTBS NEWS DIGの2本の記事が「LINEジャーナリズム賞 24年2月〜4月期」を受賞したと発表した。

「LINEジャーナリズム賞」は、2019年から実施されており、良質な記事や書き手がより多くの読者の目に触れる場を設けることで、質の高いコンテンツ制作を後押しすることを目的としている。受賞記事は、「社会課題を工夫して伝える」という観点から、記事閲覧数やユーザーアクションなどをもとに選出される。

NHK NEWSの受賞記事「誰が火葬のOK出したんや」兄はどこへ消えたのか?」は、自宅で亡くなった男性が近くに住む親族に知らされないまま火葬され、”身寄りのない人”として埋葬された問題を取り上げている。自治体や葬儀会社が直面する葬送の壁や、遺族の思いを通して、「多死社会」の現実を浮き彫りにしている。

記事:https://news.line.me/detail/oa-nhknews/d18ifofkl7i3

TBS NEWS DIGの受賞記事「『安楽死』を考える スイスで最期を迎えた日本人 生きる道を選んだ難病患者【報道特集】」は、日本では認可する法律がなく、是非を巡る議論が活発化している「安楽死」について、スイスでの合法的な安楽死を選択したパーキンソン病患者や、安楽死に危機感を抱くALS患者の声など、それぞれの立場からの切実な思いを伝えている。

記事:https://news.line.me/detail/oa-tbsnews/ru2lu5m29jm5

「LINE NEWS」は、1,100を超えるコンテンツパートナーとともに、1日平均12,000件以上のコンテンツをユーザー一人ひとりにパーソナライズし配信する、国内最大級のスマートフォン向けニュースポータル/ニュースサービスとして成長を続けている。今後も、コンテンツパートナーと連携し、ユーザーにとって価値のある情報を提供していくとしている。