「Instagramスタッフアカウント自走化支援サービス」、スタッフアカウント活用で販促力強化へ

テテマーチ株式会社は、企業向けにInstagramスタッフアカウントの自走化支援サービスの提供を開始した。同社は、SNSマーケティング支援を中心としたビジネスを展開しており、700社以上のサポート実績がある。

近年、ソーシャルメディアの普及により、ブランドと顧客の接点が多様化している。特にアパレル業界では、ブランドの公式アカウントだけでなく、店舗スタッフ自身がSNSアカウントを活用するケースが増加している。スタッフが発信するコンテンツは「EGC(Employee-Generated Content)」と呼ばれ、商品やサービスへの購入意欲を高める効果があると注目されている。

しかし、スタッフアカウントの運用には、ブランドイメージとの一貫性の維持や、大量のアカウント管理などの課題がある。テテマーチの新サービスは、こうした課題の解決を目的としている。

同社のサービスでは、SNSマーケティングのプロがスタッフアカウントを一括管理・分析し、ロードマップの策定や勉強会の実施などを通じて、自走可能な状態へと導く。これにより、ブランドイメージの一貫性を保ちつつ、効率的な運用管理で販促力を強化できるという。

サービス導入のベネフィットとして、スタッフアカウントを通じた密なコミュニケーションによる購入意向の向上や、スタッフの自律的な運用による長期的なコスト削減などが挙げられている。

先行事例として、株式会社ユナイテッドアローズの店舗スタッフ50名強を対象にコンサルティング支援を実施。その結果、前年比でインプレッション数が約60%増加し、URLクリック数も約170%増加するなど、売上貢献を可視化することができたという。

テテマーチは今後も、企業のマーケティング活動を一気通貫でサポートすべく、プロダクトやサービスの開発に注力していく方針だ。

アクセスランキング

今日

1週間