情報戦略テクノロジー、社長直轄の新組織AICT部を2026年9月に設置へ
大手企業向けDX内製支援サービスなどを手がける株式会社情報戦略テクノロジー(東京都渋谷区、代表取締役社長:高井淳)は、2026年9月1日付で社長直轄の新組織「AICT部」を設置する。グループ全体のAI活用および全社業務トランスフォーメーション(AX:AI Transformation)を統括・主導することが目的だ。前身組織の成果を土台に、AIドリブンな組織やビジネスモデルへの転換を加速させるとしている。
新組織設立の背景
同社グループにおけるAIへの取り組みは、AWSハッカソンでの優勝を機に本格化した。2025年8月にはハッカソンの優勝メンバーを中心とした「AI CoE」が設置され、技術検証や実証実験を通じて全社的なAI活用基盤の整備と運用ルールの定着が進められてきた。
今回設置されるAICT部は、AI CoEの技術資産と運用の土台を引き継ぎ、独立した予算枠と強力な実行権限を持つ経営トップ直下の専門部署として位置づけられている。高井社長は、AI CoEの活動を土台にAIドリブンな経営体制を整えたとした上で、「AI CoEが築いた実績と情熱を大きな推進力とし、全社一丸となってAI前提の組織及びビジネスモデルへの変革を加速させてまいります」とコメントしている。
AICTの名称の由来と主な取り組み
「AICT」は、人工知能を指す「AI」と情報通信技術を指す「ICT」を一体化させた領域を意味している。同社ではICTにおける「Communication」の概念を「人と人」だけでなく「人とAI」のコミュニケーションにまで拡張して捉え、両技術を統合した環境整備を担うとしている。
同部はAIネイティブ化を推進する専門組織として、以下の4つの柱を中心に全社変革を主導する。
- AICT基盤の統合・開発・運用:散在するAIツールの契約やセキュリティ、権限管理を集約し、全社向けのAI本格基盤を構築
- 全社業務のAX推進:全社業務の棚卸しを実施し、従来の人間中心の運用からAI活用を前提とした新体制へ転換
- AIガバナンス・認定制度の構築:AI活用人材の育成制度や全社共通ガイドラインを策定し、リスク管理と活用の両立を図る
- AI前提の次世代ビジネスモデルの創出:経営層と連携し、クライアント向けサービスや自社事業のビジネスモデル転換を推進
今後の展開

AICT部は発足に伴い既存業務のAXを進め、各領域でAI前提の新たな運用のプロトタイプを順次展開する予定だ。さらに、育成制度を通じた高度人材の育成や外部有識者とのハブ機能強化を進め、得られた資産をもとに2027年以降を見据えた次世代ビジネスモデルの本格的な実装へとつなげていく計画としている。
株式会社情報戦略テクノロジーの概要
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー15F
- 代表者:代表取締役社長 高井淳
- 事業内容:大手企業向けDX内製支援サービス等
- 上場市場:東証グロース(証券コード:155A)
- 公式サイト:https://www.is-tech.co.jp/
本記事は株式会社情報戦略テクノロジーの発表をもとに作成。
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