スザキ工業所とスカイディスク、プレス加工向け稼働監視サービスSKCを共同開発
岐阜県各務原市の株式会社スザキ工業所と、製造業向けAIサービスを手掛ける株式会社スカイディスクは、プレス加工製造業に特化したリアルタイム稼働監視および実績収集サービス「Smart Kaizen Counter(SKC)」を共同開発した。
本サービスは、プレス加工機にIoTデバイスを設置することで、リアルタイムでの稼働状況の可視化と実績データの自動収集を可能にする。ユーザー企業である中小製造業の現場の知見と、スタートアップの技術力を掛け合わせて開発された。
スザキ工業所は従来、スカイディスクが開発・提供するAI生産スケジューラー「最適ワークス」のユーザー企業であった。

同ツールの導入と活用を通じて社内でデジタルによる業務改善意識が高まり、自社独自ツールの開発などを行う風土が醸成されたことで、スカイディスクとの共同開発プロジェクトへと発展したとしている。

Smart Kaizen Counterの主な特徴
Smart Kaizen Counterは、プレス加工現場の可視化とデータに基づく改善活動を支援するサービスであり、以下の特徴を備えている。
- 簡単な取り付け:工事などを伴わず、プレス機にIoTセンサーを貼り付けるだけでデータを取得できるため、設置時に機器の稼働を止める必要がない。
- リアルタイム稼働監視:各プレス機の稼働状況(稼働中、停止中、段取り中など)を、事務所や工場のPCモニターなどにリアルタイムで一覧表示し、遠隔から把握できる。
- 実績収集と日報レス化:生産実績数や稼働率などのデータが自動で収集・蓄積されるため、手書き日報の作成やExcelへの再入力工数を削減し、データ分析に活用できる。
- 導入しやすい料金体系:中小製造業への導入を想定し、初期投資を抑えたサブスクリプション型を採用している。価格は1台あたり月額1,980円(税別)で、提供条件は10台以上かつ基本1年契約となる。なお、初期設定および設置サポートには別途費用がかかる。
今後の展開
スカイディスクは今後、「最適ワークス」を利用する全国の製造業各社との連携を強化する方針である。現場ごとのニーズやノウハウを取り入れ、現場で役立つ共同プロダクトの開発および展開を進めていくとしている。
関連企業の概要
株式会社スザキ工業所
- 代表者:代表取締役 鷲﨑純一
- 所在地:岐阜県各務原市上戸町7丁目1番地15
- 事業内容:金属プレス、溶接、組立加工全般、金型・治具・設備・制御装置の設計製作、プレス関連機器製造販売
株式会社スカイディスク
- 代表者:代表取締役 内村安里
- 所在地:福岡県福岡市中央区渡辺通5-10-18 ibb Bloom Tenjin 101
- 事業内容:製造業向けAIサービスの開発・提供、AI生産スケジューラー「最適ワークス」の開発・運営
本記事はスカイディスクおよびスザキ工業所の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



