全国建設人材協会、朝日信用金庫と連携開始 建設会社の人材不足解消を支援
株式会社ナレルグループ傘下で技能労働者(職人)の人材紹介などを手がける一般社団法人 全国建設人材協会(全建)は、朝日信用金庫と建設人材支援に関して連携を開始した。地域建設会社への人材支援拡大を目的とした取り組みであり、全建と地域金融機関との連携は計6金融機関となった。
連携の背景と目的
日本の建設業界では現場の中核を担う職人の不足が深刻化しており、地域の建設会社においても共通の課題となっている。全建はこれまで、建設業界で働きたい人と人材不足の企業をマッチングする職人紹介事業や、ダイレクトリクルーティングサービス「職人スカウト」を展開してきた。
一方、東京都23区・西東京市、埼玉県、千葉県の一部エリアを営業区域とする朝日信用金庫でも、取引先である建設会社から人手不足に関する相談が多く寄せられていた。今回の連携により、朝日信用金庫が持つ地域に根差したネットワークと、ナレルグループが持つ建設人材支援ノウハウを組み合わせ、東京都ならびに周辺エリアにおける職人紹介事業の拡大を図る。
なお、ナレルグループは中期経営計画「Change and Growth 2030」において職人紹介事業を成長領域の一つと位置付けており、今回の連携もその取り組みの一環となる。
連携による各者の取り組み
今回の連携を通じて、双方は以下の取り組みを進めるとしている。
- 全国建設人材協会:朝日信用金庫の顧客ネットワークを通じ、東京都や周辺エリアの建設企業に向けて、職人紹介事業と「職人スカウト」の2つの採用支援サービスの周知と認知拡大を目指す。
- 朝日信用金庫:従来の金融サービスに加え、人材課題解決に向けた新たな支援メニューを提供し、建設業関連の取引事業先が抱える深刻な人材不足への支援を可能にする。
地域金融機関との連携実績と今後の展望
ナレルグループは中期経営計画で掲げる建設人材プラットフォーム構想の実現に向け、地域金融機関との連携を全国各地域で拡大している。これまでの地域金融機関との連携実績は以下の通りである。
- 2026年1月:三島信用金庫
- 2026年3月:島田掛川信用金庫
- 2026年6月:株式会社池田泉州銀行
- 2026年8月:静清信用金庫、埼玉縣信用金庫、朝日信用金庫
全建は今後も朝日信用金庫の顧客ネットワークを活用して職人紹介案件の拡大や「職人スカウト」の普及を進めるとともに、蓄積される人材データベースや企業ネットワークを生かして建設人材プラットフォーム構想の実現を目指す方針である。
組織概要
一般社団法人 全国建設人材協会
- 会長:岡野 稔
- 所在地:東京都千代田区二番町3-5 麴町三葉ビル3F
- 事業内容:有料職業紹介、一人親方向け労災保険、業務災害安心総合保険などの提供
朝日信用金庫
- 理事長:伊藤 康博
- 所在地:東京都台東区台東2-8-2
本記事は一般社団法人 全国建設人材協会の発表をもとに作成。
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