日本サッカー審判協会が若手審判の海外挑戦支援へ、クラファンプロジェクト始動

一般社団法人日本サッカー審判協会は、スポーツ専門クラウドファンディングを展開するスポチュニティ株式会社と協力し、5月31日より若手審判員の海外挑戦を支援するプロジェクト「若手審判海外挑戦プログラム2024」のクラウドファンディングを開始した。

日本サッカー審判協会は、日本のサッカー、フットサル審判および審判指導者の地位向上、会員相互の親睦、審判技術の向上を目的とした組織。2022年に一般社団法人化し、日本サッカー協会の関連団体となった。

現在、多くの日本代表選手が海外リーグでプレーしており、育成年代においても海外遠征が実施されている。国際経験を積むことは、対戦するチームだけでなく、異国の文化や雰囲気を体験することで人間的な成長にもつながる。しかし、審判員にとって早期の国際経験を積む機会は多くない。

そこで、将来のトップレフェリーを目指す若手審判員に国際経験を積んでもらうため、「若手審判海外挑戦プログラム2024」を実施することになった。

クラウドファンディングの目標金額は50万円で、支援金はプログラム参加者のウェア・グッズ製作費、パリへの渡航費、プログラム運営費に使用される予定だ。

プロフェッショナルレフェリーである飯田淳平氏、今村義朗氏、西村雄一氏の3パターン

支援者には、クラファン限定のアクリルスタンド、サイン入りスクイズボトル、サイン入りカードなどの返礼品が用意されている。

スポチュニティでは、クラウドファンディングのプロジェクト実施を希望するプロ・セミプロ、学生運動部、アスリートを募集しており、支援募集プロジェクトの企画やリターン設計、アピール文の作成、システム登録、周知・拡散を丁寧にサポートしている。また、専任ライターによる無料の取材・記事化も行っている。

本プロジェクトを通じて、将来のトップレフェリーを目指す若手審判員の海外挑戦を応援し、日本サッカー界の更なる発展につなげていくことが期待される。