ZEN大学、2027年度奨学金の募集を開始 支給枠を最大1150名に拡大
ZEN大学は2026年9月1日、2027年4月入学者および在校生を対象とした各種奨学金制度の募集を順次開始しました。2027年度は授業料免除型の「日本財団ZEN大学奨学金」の支給枠を前年度の700名から最大1,050名へと拡大します。返済不要の給付型奨学金「特待奨学生支援制度」の最大100名と合わせ、大学全体で最大1,150名の学びと活動を経済面から支援するとしています。
最大1,050名へ枠を拡大する日本財団ZEN大学奨学金
物価高騰に伴う家計負担の増加により返済不要な奨学金への需要が高まっていることを受け、ZEN大学では日本財団の支援のもとで奨学金制度を設けています。日本財団ZEN大学奨学金は、経済的・地理的な理由による進学断念を防ぐことを目的とした原則返済不要の制度で、2つの奨学金制度は併用が可能です。
制度の概要は以下の通りです。
- 対象:生計維持者(学生の学費・生活費を負担する者)の収入合算が700万円未満で、ZEN大学で学び卒業する強い意欲のある方
- 金額:授業料(年間38万円、※テキスト・教材費や修学費等は含まない)および入学検定料・入学金(合計6万6,000円)を全額免除
- 審査:家計基準・学業基準による総合審査を実施
- 人数:最大1,050名(予定)
- 募集期間(2027年4月入学予定者):1次募集が2026年9月1日~9月30日、2次募集が2026年10月1日~12月24日、3次募集が2026年12月25日~2027年3月31日
- 募集期間(在校生/2025年度・2026年度入学者):2026年10月1日~2027年1月25日
- 備考:年度ごとに募集・選考を実施(毎年要応募)
実社会での活躍を支援する特待奨学生支援制度
実社会での活躍が期待できる学生を支援する特待奨学生支援制度も、原則返済不要の給付型として提供されます。
- 対象:すでに社会的な実績のある方、今後の研究や活動での活躍が期待できる方
- 金額:年間原則50万円(例外的に100万円)を給付
- 人数:最大100名(予定)
- 募集期間:2026年9月15日11:00~2027年4月11日23:59
- 備考:年度ごとに募集・選考を実施(毎年要応募)
奨学金を活用する受給学生の事例
実際に奨学金を受給している学生からは、多様な学習スタイルや活動に関する声が寄せられています。
国立大学職員として働きながら知能情報社会学部2年で学ぶ清水さんは、過去の大学中退経験から再進学を希望していたものの奨学金の返済を抱えていたとし、支援を受けて数学や情報分野を学び職場のDX推進などに生かしていると話しています。また、同学部2年でマリンスポーツ選手として活動する福田さんは、円安による海外遠征費用の高騰の中、給付金を活用して2025年度に3つの国際大会へ出場したとし、将来的な起業による社会課題解決を目指しています。さらに、ゲーム制作やイラストを手がける同学部2年の井村さんは、奨学金を制作機材の更新に充てることができたと振り返っています。
2027年4月入学生の出願受付も開始
ZEN大学はIT技術を活用したオンライン大学で、知能情報社会学部を設置しています。2026年9月1日からは2027年4月入学生の出願受付も開始されており、入学選考では学力試験を行わず、志望理由と小論文による選考を実施します。
本記事はZEN大学の発表をもとに作成しました。
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