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ブラザーのプリンターがSXアワード初受賞 MFC-J5000シリーズが奨励賞

ブラザー工業株式会社のインクジェットプリンター「MFC-J5000シリーズ」が、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第9回SXアワード」において奨励賞を受賞した。同製品は2026年8月に発売されたもので、ブラザーのプリンターが同アワードを受賞するのは今回が初めてとなる。

SXアワードの概要とブラザー工業の受賞実績

SXアワード(旧エコプロアワード)は、社会全体と企業の持続可能性を両立させる経営や事業変革「サステナビリティトランスフォーメーション(SX)」の実現に寄与することを目的とした表彰制度である。日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者からの評価が高く、環境配慮をはじめとしたSXに資する取り組みや製品・サービスなどを表彰するもので、審査結果に応じて大臣賞、優秀賞、奨励賞が授与される。

ブラザー工業は過去にも同アワードにおいて、フロンレススポットクーラー「PureDrive-FL」で優秀賞、工作機械「SPEEDIO Sシリーズ」で奨励賞を受賞している。

受賞製品「MFC-J5000シリーズ」の環境配慮設計

今回奨励賞を受賞したMFC-J5000シリーズは、高出力・高耐久を特長とする同社独自のインクジェット印刷技術「MAXIDRIVE」を搭載し、高速プリントと高耐久を実現するとともに、従来機比で約29%の省電力化を図っている。

また、本体材料や包装における資源循環の取り組みとして以下の仕様が採用されている。

  • 本体材料に約30%の再生プラスチックを採用
  • 鉄スクラップを再利用して製造する環境負荷の低い鋼材「電炉材」を約8%使用
  • 発泡スチロール(EPS)の使用削減や代替素材への切り替えを進める脱EPS梱包材の採用

同社によると、こうした新規資源投入量および廃棄物の削減に向けた取り組みが高く評価され、受賞に至ったとしている。

環境ビジョン2050に向けた資源削減目標

ブラザーグループは「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」を策定しており、2050年に向けて資源循環の最大化による資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷の最小化を目指している。その中間目標として、2030年度までに包装材を含む製品に投入する新規資源量を、2022年度比で25%削減することを掲げている。

同グループは、今後も地球環境に配慮した活動に積極的に取り組んでいくとしている。

本記事はブラザー工業株式会社の発表および一般社団法人サステナブル経営推進機構の公開情報をもとに作成。

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