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秋田キャッスルホテル、保管皿約400枚を伝統模様でリペア再生

秋田キャッスルホテル(秋田県秋田市、代表取締役社長:岸本洋喜)は、バックヤードで長期間保管されていた陶磁器製の皿約400枚を廃棄せず、リペアして再生した。表面の研磨や補修に加え、秋田の伝統工芸にちなんだ絵付けを施して焼き直し、宴会場などで料理を提供する器として再び活用する。

伝統工芸の麻の葉模様を取り入れ再デザイン

今回再生された皿は、20年以上前に購入され婚礼料理やレストランで使用されていたもので、欠けや摩耗、デザインの変化などを理由に使用されなくなり、保管されていた。単に廃棄するのではなく、修復と再デザインによって機能性と美観を回復させている。

絵付けには、秋田の伝統工芸である組子細工にも用いられる「麻の葉模様」が取り入れられた。この模様は同ホテルのメイン会場「放光の間」の照明装飾にも使われており、会場空間と器のデザインを調和させている。

食器の長寿命化によりCO2排出量を約70%削減

陶磁器の新規製造には原料採取や成形、焼成、輸送など多くの工程が必要となるが、既存の食器を修復・再利用することで製造工程の多くを省き、廃棄物削減や資源循環につなげる。株式会社おぎその試算によると、新たな食器を製造・購入する場合と比較して、リペアにより約70%のCO2排出削減が見込まれるという。

同ホテルは、食器を消耗品ではなく手を加えることで長く活用できる資産と捉え、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」の実践事例として長期的な活用を進めるとしている。

2011年からの「エコホテル宣言」を継続推進

同ホテルでは2011年に「エコホテル宣言」を行い、個別空調システムの導入や日射調整用遮熱フィルムの貼付、エコステイプランの販売、プラスチック使用量削減、生ごみのバイオガス発電など、環境負荷低減に向けた取り組みを継続してきた。今回の食器リペアもその一環として位置付けられている。

食器のリペア事業を手掛けた株式会社おぎそ(岐阜県土岐市)は、業務用食器の製造・販売を行う企業で、使用済み食器を原料にするリサイクル食器の開発や、劣化等で使用機会を失った食器の修復・再利用事業を展開している。

  • ホテル名称:秋田キャッスルホテル
  • 所在地:秋田県秋田市中通一丁目3番5号
  • 開業年月日:1970年7月7日
  • 施設概要:客室数150室、宴会場11室、料飲店舗5施設、メディカルモール、オフィス、テナントショップなど
  • 運営会社:株式会社秋田キャッスルホテル(代表取締役社長:岸本洋喜、資本金:1億円)
  • ウェブサイト:https://www.castle-hotel.jp/

本記事は株式会社秋田キャッスルホテルの発表をもとに作成。

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