パワーエックスとスマートエナジー、発電所併設型蓄電池の導入推進で協業検討へ
株式会社パワーエックス(岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕)は、太陽光発電所の運営・保守(O&M)事業を手がける株式会社スマートエナジー(東京都港区、代表取締役:大串 卓矢)と、発電所併設型蓄電池の導入推進に関する協業検討の覚書を締結した。専門誌『PVeye』(2026年5月号)の調査によると、スマートエナジーは太陽光発電所のO&M事業で国内最大手とされる。両社は案件の組成から導入・運用までを共同で推進する方針だ。
協業検討の背景と課題
再生可能エネルギーの主力電源化が進む中、FIT/FIP制度の見直しや出力制御の拡大を背景に、発電所に蓄電池を併設して需給調整市場や卸電力市場へ参入し、収益を確保する動きが広がっている。一方で、事業化には候補案件の発掘や組成から資機材の調達、O&M、アグリゲーションに至るまで多岐にわたる専門性が求められることが課題となっている。
両社の役割分担
全国に営業拠点を持つスマートエナジーは、太陽光発電事業者との接点を活かした候補案件の発掘・検討と、導入後のO&Mを担う。パワーエックスは、国内で開発・製造する蓄電システムの提供を担う。また、需給調整市場や卸電力市場への参加を見据えたアグリゲーション領域は両社が共同で取り組み、登録主体や収益・リスクの分配は個別案件ごとに協議のうえ決定するとしている。
2028年12月までに10件程度の案件組成を目指す
両社は導入目標として、2026年12月までに1件、2027年12月までに3件、2028年12月までに10件程度の案件組成を目指す。パワーエックスは今後も蓄電システムの提供に加え、アグリゲーションや市場取引、小売供給などの電力事業を通じて、再生可能エネルギーの導入拡大と日本のエネルギー自給率向上への貢献を目指すとしている。
なお、今回の協業内容は覚書に基づく検討段階のものであり、今後の協議により変更となる可能性がある。また、本覚書は法的拘束力を有しない。
- 会社名:株式会社スマートエナジー
- 設立:2007年
- 代表:代表取締役 大串 卓矢
- 本店:東京都港区
- 事業内容:太陽光発電所・風力発電所の運営・保守(O&M)事業、再生可能エネルギー発電所の売買仲介、アグリゲーション・地域新電力支援事業
- ウェブサイト:https://www.smart-energy.jp/
本記事は株式会社パワーエックスの発表をもとに作成。なお、国内最大手に関する記述は専門誌『PVeye』(2026年5月号)の調査に基づく。
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