ヒューマンライフコード、UAEアブダビにMENA地域事業会社を設立
臍帯由来間葉系間質細胞(UC-MSCs)を用いた再生医療等製品の実用化を目指すヒューマンライフコード株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:原田雅充)は、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビのマスダールシティ・フリーゾーンに、新会社「Human Life CORD MENA Limited」を設立した。設立年月日は2026年8月12日付となる。
新会社は、同社グループにおける中東・北アフリカ(MENA)地域の事業会社として、現地での製造や臨床開発、製品の事業化を推進していく方針だ。
中東・北アフリカ地域における事業推進の拠点に
Human Life CORD MENA Limited(HLC-MENA)は、MENA地域において技術移管、GMP(医薬品適正製造基準)に準拠した現地製造、臨床開発、薬事対応、事業開発、およびUC-MSCs製品の将来的な事業化を担う。同社はアブダビを先進的な細胞治療製品の製造・臨床応用の地域拠点として発展させる取り組みを進めるとしている。
同社がAbu Dhabi Biobank(ADBB)と進める戦略的パートナーシップのもと、HLC-MENAは高品質な臍帯組織へのアクセスの確保や細胞加工、製造インフラ、品質管理、臨床開発、製品の事業化までをつなぐ地域プラットフォームの構築を目指す。あわせて、現地のCRO(医薬品開発業務受託機関)、医療機関、研究者、規制当局、学術機関等との連携も進める予定としている。
設立の背景とエコシステムの活用
UAEではライフサイエンスや先端医療、予防・個別化医療を重点分野とした基盤整備が進められており、特にアブダビでは医療提供やバイオバンク、医療データなどを統合したライフサイエンス・エコシステムの構築が進んでいる。
ヒューマンライフコードはUAEを戦略的拠点と位置づけ、2026年5月にはADBBとの戦略的パートナーシップを本格化させていた。HLC-MENAが拠点を置くMasdar CityにはADBBやM42などの関連機関が集積しており、同社は日本で培った製造・品質管理技術や臨床開発の知見を展開し、研究開発から事業化までを一貫して推進する体制の構築を目指す。
代表取締役社長の原田雅充氏は、今回の設立について「培ってきたUC-MSCsに関する技術と開発経験を、アブダビが有する先進的なヘルスケア・ライフサイエンスのエコシステムと組み合わせることで、製造、臨床開発、事業化までを一貫して担う持続可能な地域プラットフォームの構築を目指します」とコメントしている。
Human Life CORD MENA Limitedの概要
- 会社名:Human Life CORD MENA Limited
- 設立年月日:2026年8月12日
- 所在地:Masdar City Free Zone, Abu Dhabi, United Arab Emirates
- 事業内容:MENA地域における細胞治療製品の製造、研究開発、臨床開発等
本記事はヒューマンライフコード株式会社の発表をもとに作成。
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