働く女性の通勤靴は約9割がヒールなし 女の転職typeが防災意識を調査
株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職サイト「女の転職type」は、働く女性165名を対象に実施した防災に関するアンケート調査の結果を発表しました。調査によると、普段の通勤時にヒールなしの靴を選ぶ人が約9割に達し、震災などをきっかけに歩きやすい靴へ見直した人も約4割にのぼることが明らかになりました。一方で、自宅の非常用持ち出し袋の準備や勤務先の防災ルールの把握には課題が残る現状も浮き彫りとなっています。
通勤時の靴選びや災害時の持ち歩きアイテム

普段の通勤時によく履く靴について尋ねたところ、「スニーカー」が64.9%、「フラットシューズ・ぺたんこ靴」が22.5%となり、合わせて87.4%がヒールなしの靴を選択していました。「ローヒール」は7.9%、「ミドル・ハイヒール」は4.0%でした。また、近年の震災等の影響による通勤時の靴選びの変化では、「特に変化はない」が58.8%となった一方、「スニーカーやフラットシューズを履くようになった」(33.3%)、「ハイヒールを辞め、ローヒールの靴を履くようになった」(4.8%)、「履き替えるようになった」(1.8%)を合わせ、約4割が歩きやすい靴へ切り替えたと回答しました。


仕事中や通勤中の災害に備えて持ち歩いているもの(複数回答)では、「常備薬・ばんそうこう」が58.8%で最多となり、「衛生用品(マスクや生理用品など)」が51.5%、「少量の食べ物(あめ・チョコなど)」が43.0%、「モバイルバッテリー」が35.8%と続きました。「特に持ち歩いているものはない」は15.8%でした。

自宅での非常用持ち出し袋と備蓄の現状

自宅での被災に備えた非常用持ち出し袋の用意については、「用意していない」が49.7%と約半数を占めました。「用意している(中身の更新はしていない)」は27.9%、「用意している(中身の更新もしている)」は22.4%となり、用意している人は計50.3%でしたが、定期的な中身の見直しまで行っている人は全体の約4分の1にとどまりました。


また、自宅での災害に備えて普段から行っていること(複数回答)では、「食料や水の日常的な備蓄」が59.4%で最も多く、「家具や家電の転倒・落下防止」(25.5%)、「家族との安否確認ルールの確認」(24.8%)が続いた一方、「特に何も行っていない」という回答も21.8%ありました。

勤務先の防災対策に対する認知と要望

現在または直近の勤務先における「災害時の防災ルール」の認知度については、「ルールがあるかどうか知らない・わからない」が35.8%で最多となり、「ルールがあり、その内容も知っている」は23.6%でした。災害用の備蓄に関しても、「備蓄があるかどうか知らない・わからない」が37.0%を占め、「十分な備蓄があり、その場所や内容も知っている」は13.3%にとどまりました。
勤務先に対して災害時の対応として最も求めることでは、「一斉帰宅の抑制や、リモートワークへの柔軟な切り替え判断」が27.9%、「災害時の帰宅・待機ルールの明確化」が26.7%となり、物資や設備面の対策以上に、行動基準の明確化や柔軟な運用を求める傾向が示されました。
調査概要
- 調査名:第138回「防災への備え、どうしてる?」(データで知る「女性と仕事」)
- 調査期間:2026年7月16日〜7月23日
- 有効回答数:165名(女性と性自認している「女の転職type」会員)
- 調査方法:Webアンケート
株式会社キャリアデザインセンターについて
- 代表者:代表取締役社長兼会長 多田 弘實
- 本社所在地:東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル
- 設立:1993年7月8日
- 資本金:5億5866万円
- 主な事業内容:キャリア転職専門情報サイト「type」「女の転職type」等の運営、人材紹介事業、Webマガジン企画・運営など
本記事は株式会社キャリアデザインセンターの発表をもとに作成しました。
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