Dellows News

リブセンスのイエシル調査、不動産相場と災害リスクの安全性は必ずしも連動せず

株式会社リブセンスが運営する不動産情報サイト「IESHIL(イエシル)」は、都市部における不動産相場(坪単価)と災害リスク指標の関係について独自の比較分析を実施しました。分析の結果、立地や交通利便性などが価格に影響する一方で、災害リスク情報は市場価格と必ずしも連動していない実態が明らかになりました。

不動産相場と災害安全性は比例せず

イエシルの分析によると、現在の不動産市場では立地や交通利便性が優先される傾向があり、洪水や液状化などのリスクが相対的に高いエリアであっても、条件次第では高値で取引される事例が存在します。

世田谷区や文京区の近接エリアにおけるデータ比較(坪単価は2026年7月23日時点および8月12日時点の算出値)でも、坪単価の高さと災害への安全性は必ずしも比例しない結果が示されました。なお、分析に用いられた安全性スコアは、内閣府や国土交通省などの公開データをもとに、イエシル独自のロジックによって250mメッシュ単位で5点満点評価した指標です。

購入検討時に確認すべき3つのポイント

マンション購入において利便性を優先することは合理的であるとしつつも、同サイトはハザード情報を把握した上で利便性と安全性の双方を理解して選択することが重要だとしています。具体的には以下の3点を確認事項として挙げています。

  • 周辺リスクと建物特性の確認:ハザードマップでの浸水・液状化リスクの把握に加え、耐震性能や構造特性を踏まえて総合的に判断する
  • 管理組合の防災体制の確認:非常用電源や給水設備の配置場所といった構造面に加え、防災備蓄や避難マニュアルの運用状況を確認する
  • 利便性と災害リスクの切り分け:提示価格が主に利便性の評価であることを理解し、求める利便性と必要な防災対策を主体的に判断する

イエシルでは、物件詳細ページにおいて地震や洪水、液状化など5つの災害リスクに対する安全性スコアを提供しています。情報の透明化とITによる効率化を通じて、不動産業界の構造的課題の解決と納得感のある取引の実現を目指しています。なお、2026年9月時点におけるイエシルの対象物件は一都三県のマンションとなっています。

株式会社リブセンス 会社概要

  • 所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10F
  • 設立:2006年2月8日
  • 資本金:237百万円
  • 代表者:代表取締役社長 村上太一
  • 事業内容:インターネットメディア運営事業(マッハバイト、転職会議、転職ドラフト、batonn、IESHILなど)

本記事は株式会社リブセンスの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間