光村図書と筑波大、デジタル教科書の有効性を検証する共同研究を開始
光村図書出版株式会社と筑波大学人間系の丹治敬之准教授は、多様な子どもたちの学びを支えるデジタル教科書の有効性を検証する共同研究を開始しました。
本研究では、教員の視点に加えて子ども本人の声を受け止め、学習上の困難の実態や有効な支援のあり方を明らかにします。得られた知見は、学校や家庭で一人一人に合った学びを支える手がかりとして広く発信される予定です。
研究の目的と背景
教室には、読むことや書くこと、理解することなどの学習場面で、周囲に気づかれにくい困難を抱えている子どもたちがいます。本人が努力していてもつまずきが見えにくく、必要な支援につながりにくい現状があります。
デジタル教科書には音声読み上げや文字サイズ変更、背景色の調整といった支援機能が備わっていますが、どの機能がどのような子どもに役立つかについては十分な知見が蓄積されていません。今回の研究では、子どもたちへの調査を通じて日々の困難を捉え、支援機能が学習への参加や理解をどのように後押しするかを検証します。
教員と子どもへの調査方法
研究では、デジタル教科書を利用している教員および子どもたちを対象に、アンケート調査とインタビュー調査を実施します。教育現場での実感と子どもたち自身の受け止めをあわせて分析し、支援機能の有効性や課題を多面的に明らかにする方針です。
成果の発信と今後の活用
長年にわたり教科書づくりに取り組んできた光村図書出版と、教育研究の知見を持つ筑波大学が連携して研究を進めます。研究成果は報告書や学会発表、論文として公表されるほか、教員や保護者が日々の支援に生かしやすい形に整理して発信される予定です。
光村図書出版の会社概要
- 商号:光村図書出版株式会社
- 代表者:代表取締役社長 吉田直樹
- 所在地:東京都品川区上大崎 2-19-9
- 事業内容:小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行、一般書籍・教育書等の編集・発行、学習用ソフトウェアの企画・制作
- URL:https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
本記事は光村図書出版株式会社の発表をもとに作成しています。
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