横浜開港資料館、たまくすの木デザインの折り畳み傘製作に向けCFを開始へ
横浜開港資料館は、令和5年(2023)に開催したミュージアムグッズデザインコンテストの大賞作品「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」を製作するため、クラウドファンディングを開始します。期間は令和8年(2026)11月8日から令和9年(2027)1月6日までで、目標金額は170万円に設定されています。目標の半数である600本分の支援が集まった段階で正式に生産を開始する「All or Nothing方式」を採用しています。

課題を乗り越え製造パートナーを決定
令和5年度に開催された「ミュージアムグッズデザインコンテスト」において、ライフスタイルグッズ部門で大賞に輝いた「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」は、製造面で大きな課題に直面していました。12本の骨を持つ折り畳み式であり、木漏れ日を表現するビニール素材への複雑なプリントという仕様を実現できる製造メーカーが見つからない状況が続いていましたが、高度な技術で製造を引き受けるメーカーが見つかりました。
なお、同コンテストのスイーツ部門で大賞を受賞したミルフィーユは商品化が完了し、現在販売中です。
復興のシンボル「たまくすの木」をモチーフにしたデザイン

モチーフとなった「たまくすの木」は、安政元年(1854)のペリー提督横浜来航時の記録にも描かれ、幕末の大火や関東大震災を乗り越えて力強く芽吹いた復興のシンボルとして親しまれています。
当時高校生だった受賞者のサモエド氏による作品は、たまくすの木の丸みを帯びた枝ぶりを再現するための12本の骨をもつ堅牢な折り畳み式とし、木漏れ日を表現する透明で強靭なビニール素材に複雑な柄をプリントする仕様が取り入れられています。サモエド氏は「幼い頃に横浜開港資料館を訪れた際に心を奪われた、大きなたまくすの木から降り注ぐ木漏れ日。そんな忘れられない思い出を形にしました」とコメントしています。
製造にあたっては最低発注1,200本という条件が設けられています。横浜開港資料館を運営する公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団は、収益事業として展開するミュージアムショップにおいて黒字を生み出し公益事業に充当する必要があるため、1,200本の在庫と費用リスクを抱えることが困難な状況にありました。

そのため、期間内に目標の半数となる600本分の予約支援が集まった段階で生産をスタートするAll or Nothing方式で実施されます。支援が集まらなかった場合は製造が白紙となり、全額返金されます。
本プロジェクトが目標を達成した場合、ミュージアムショップでの一般販売予定価格は1本3,850円(税込)となります。用意されている主なリターンは以下の通りです。
- 【超早割・数量限定】「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」1本:2,500円(定価の35%OFF)
- 【基本セット】「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」1本+ お礼のお手紙:3,000円
- 【ペアセット】「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」2本セット(ご家族やご友人と):5,800円
- 【横浜開港資料館 満喫セット】「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」1本+ 入館券 + コンテスト大賞スイーツ(ミルフィーユ):5,000円
- 【横浜開港資料館 特別体験セット】「木漏れ日のたまくす折り畳み傘」1本+副館長による館内・たまくすの木 スペシャルツアー:10,000円
このほか、企業や団体向けに10本からの大口支援も受け付けています。
プロジェクトの支援金は、1,200本分の傘の製造費の一部、リターン品の送料・梱包費、クラウドファンディング手数料に活用されます。想定スケジュールでは、募集終了後に生産を開始し、2027年4月に傘が完成、同年6月より支援者への発送開始を予定しています。
プロジェクトの概要は以下の通りです。
- 名称:横浜開港のシンボル「たまくすの木」の折り畳み傘を作りたい!
- 期間:令和8年(2026)11月8日~令和9年(2027)1月6日
- 目標金額:170万円
- プラットフォーム:READYFOR(Readyfor)
なお、ミュージアムショップでは折り畳み傘のサンプル(試作品)が展示されています。
本記事は横浜開港資料館の発表をもとに作成。
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