鳥取で松葉がに初競り 最高峰の五輝星に最高140万円の値
鳥取県内の3港で松葉がにの今シーズン初の水揚げと初競りが行われました。最上級ブランド「特選とっとり松葉がに 五輝星(いつきぼし)」は県内で12枚が認定され、鳥取港では1枚あたり最高落札額となる140万円を記録しました。これは前年の100万円を40万円上回る価格です。
鳥取県内3港で初競り 五輝星は計12枚を認定
松葉がに漁が11月6日(金)に解禁されたことを受け、翌7日(土)に鳥取県の鳥取港(賀露港)、網代漁港(岩美町)、境漁港(境港市)に沖合底びき網漁船が入港しました。船は網代漁港に6隻、鳥取港に4隻、境漁港に13隻の計23隻が到着し、松葉がに(オス)や親がに(メス)が水揚げされました。
このうち鳥取港の鳥取県漁業協同組合賀露地方卸売市場では、午前7時50分から「とっとり松葉がに初競り式」が開かれ、午前8時から8時10分にかけて五輝星の初競りが実施されました。

県内全体で認定された五輝星は各港4枚ずつの計12枚でした。1枚当たりの最高落札額の内訳は以下の通りです。

- 鳥取港:140万円(認定数4枚)
- 網代漁港:13万円(認定数4枚)
- 境漁港:12万円(認定数4枚)
厳格な基準を持つブランド「五輝星」と漁期
「特選とっとり松葉がに 五輝星」は2015年の漁期に誕生したブランドです。甲幅13.5cm以上、重さ1.2kg以上、脚がすべてそろっていること、鮮やかな色合い、十分な身入りという5つの条件をもとに選別されます。H27~R7漁期の出現率は0.01~0.06%とされています。
鳥取港における過去の初競りでは、2019年11月7日に1枚500万円で落札され「競りで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録を更新したほか、2025年11月7日には1枚100万円で落札された実績があります。
松葉がには成長した雄のズワイガニの山陰地方での呼び名であり、鳥取県の2026年度の漁期は11月6日(金)から2027年3月20日(土)までとなっています。
知事のコメントと関連キャンペーン
初競りを受け、鳥取県の平井伸治知事は「今年は140万、去年を上回るそういう価格になりました」と述べた上で、世界一とカニを掛けた表現を用いながら「今年も“セカニ”を取りに行かなきゃいけないな」と言及しました。

鳥取県内では、旬のカニなどを活用した施策「蟹取県ウェルカニキャンペーン」が展開されています。県内の対象施設への宿泊者を対象に、抽選で毎月100名、期間中合計600名にカニが当たる企画などが実施されています。
- 宿泊キャンペーン:2027年2月28日まで
- ぬい活キャンペーン:2027年3月22日まで
- 詳細URL:https://kanitoriken.jp/

首都圏での取り組みとして、ホテルニューオータニ(東京)では11月10日(火)から12月29日(火)まで「鳥取県松葉がにフェア」が開催されます。館内の中国料理、日本料理、料亭の3店舗で県産松葉がにを用いた料理が提供されます。
フェアの概要は以下の通りです。
- 開催期間:2026年11月10日(火)~12月29日(火)
- 開催場所:ホテルニューオータニ(東京) 東京都千代田区紀尾井町4-1
- 提供メニュー:
- 中国料理「大観苑」:「鳥取県産松葉がに まるごと盛り合わせ」(80,000円)
- 日本料理「KATO’S DINING & BAR」:「鳥取県産松葉がにと伯州美人 甲羅焼き」(7,500円)、「鳥取県産松葉がに ばらちらし寿司」(11,000円)など
- 料亭「千羽鶴」:「鳥取県産松葉がにとふぐの会席」(88,000円)



本記事は鳥取県の発表をもとに作成しました。
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