請求書カード払いに関する意識調査結果

株式会社インフキュリオンは、従業員数1,000人以下の企業や個人事業主を対象に「請求書カード払いの意識調査」を実施した。調査の結果、回答者全体の約4割が「請求書カード払い」サービスを知っており、約2割が利用したいと考えていることが明らかになった。特に、従業員数301人から1,000人以下の中堅企業では、約4人に1人が利用したいと回答している。

請求書カード払いを利用することで、資金繰りの改善や明細の一元管理などのメリットがある。一方、請求書を発行した企業にとっても、サービス事業者による立て替え払いにより確実な請求金額の回収と請求管理の手間削減が期待できる。

また、調査では回答者全体の約3割が過去1年間で取引先の支払い遅延を経験しており、その約半数が一部または全額の回収ができていないことが判明した。法人間取引でクレジットカード等での支払いを受け付ける利点として、「代金回収の不安がない」が最も選択されており、請求書カード払いが取引先の支払い遅延に関する課題解決の一助となり得ることが示唆された。

インフキュリオンは、様々な金融サービスを機能単位で提供するプラットフォームを通じて、あらゆるサービスにフィンテックを組み込み、社会に新しい価値を生み出すことを目指している。請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」は、請求書のクレジットカード決済に必要な機能をワンストップで提供するサービスであり、今後は銀行振込や法人の後払い決済などの支払手段拡充も計画されている。