10代経営の新ライブハウス「巣鴨IFNESS」オープン

10代の若者が経営するライブハウス『巣鴨IFNESS』が2024年5月にフルオープンした。IFNESS株式会社の代表取締役社長である中村凜氏(19歳)は、若手アーティストに活躍の場を提供することを目指している。

『巣鴨IFNESS』は、巣鴨駅から徒歩3分の場所に位置し、ライブステージとリハーサルスタジオを併設した小規模施設だ。最大150人を収容でき、充実した演出設備が備わっている。約12畳の広さがあるリハーサルスタジオには、横幅3mの大型鏡も設置されている。

中村氏は、昔のライブハウスの”怖い”イメージを払拭し、明るい雰囲気の店舗デザインを採用した。音楽が好きな若者の”溜まり場”となるよう、現役アーティストや音楽学生をスタッフに採用し、アーティストとのコミュニケーションを重視した空間を提供する。

中村氏は高校2年生でIFNESS Entertainment合同会社を設立し、数多くのイベントを企画制作してきた。2024年3月に組織変更を行い、IFNESS株式会社の代表取締役社長に就任した。

『巣鴨IFNESS』の店長を務める野澤翼氏(19歳)は、15歳の頃からIT/不動産/教育事業に従事し、17歳の頃からロックバンド”和楽”のベースボーカルとして活動している。現在はライブハウスから野外フェスまで様々な環境で音響スタッフとしても活躍している。