DCSP、環境プログラム修了の高校生24名にESCO準拠オープンバッジを発行
株式会社インフォザインは、同社が提供するオープンバッジ発行システム「オープンバッジファクトリー」のユーザーである一般社団法人デジタル認証サービス機構(DCSP)が、環境政策プログラムを修了した高校生24名にオープンバッジを発行したと発表した。
本バッジは、一般社団法人Glocal Solutions from Classroomからの要請に基づき発行されたもので、欧州スキル標準「ESCO」に準拠した15スキルがメタデータとして記録されている。進学や留学、キャリア形成における国際的な能力証明としての活用が見込まれている。

ESCO準拠の15スキルをメタデータとして記述
2026年8月、DCSPは世界銀行シニア教育コンサルタントの今泉沙織氏が代表を務めるGlocal Solutions from Classroomからの要請を受け、「環境政策リーダーシッププログラム2026」を修了した高校生24名に対して修了証オープンバッジを発行した。
本バッジには、欧州委員会が策定したスキル・コンピテンシー・資格・職業の分類体系「ESCO(European Skills, Competences, Qualifications and Occupations)」に準拠したスキルが、Open Badge仕様のAlignmentフィールドを通じて機械可読なメタデータとして記述されている。記述されたスキルは以下の通りである。
【横断スキル(Transversal Skills)】
- T2.1 情報・アイデア・概念の処理
- T2.3 問題への対処
- T2.4 創造的・革新的思考
- T3.1 効率的な作業
- T3.2 主体的なアプローチ
- T3.3 前向きな姿勢の維持
【知識(Knowledge)】
- K052 環境
【スキル(Skills)】
- S1.0 コミュニケーション・協働・創造性
- S1.3 執筆・文章構成
- S1.8 他者との協働
- S1.11 システム・製品の設計
- S1.15 複数言語の運用
- S4.2 業務・活動の組織化・計画・スケジューリング
- S4.5 リーダーシップと動機付け
- S5.6 協働・コンテンツ制作・問題解決のためのデジタルツール活用
ESCOは欧州で標準化されたスキル・コンピテンシー体系であり、教育機関や企業、採用市場が共通言語として参照できる国際的なフレームワークである。オープンバッジに修了証というラベルだけでなく、ESCOのスキルコードを機械可読な形で紐づけることで、以下の価値が生まれるとしている。
- 意味の証明:バッジ名にとどまらず、プログラム修了者が習得した具体的なスキルを第三者に伝えられる
- 相互運用性:海外大学への出願や留学、国際的な採用市場でも同一基準で参照できる
- ポータビリティ:高校卒業後も進学先や就職先を問わず、生涯にわたって持ち運べる学びの証明となる
- スタッキング:将来取得する他のバッジや資格と積み上げることで、キャリア形成のロードマップを可視化できる
探究学習や進学・キャリア形成での活用可能性
「環境政策リーダーシッププログラム2026」は、高校生が環境課題に向き合い、政策提言までを経験する課題解決型プログラムである。従来、こうした参加経験は履歴書やポートフォリオでの自己申告にとどまりがちであったが、発行者が第三者検証可能な形で証明するオープンバッジを発行することで、総合型選抜や学校推薦型選抜の出願書類への添付、海外大学出願時のポートフォリオへの追加、インターンシップや課外活動先へのアピール、LinkedInなどのプロフェッショナルSNSでの共有といった場面での活用が期待されている。

オープンバッジファクトリーは、デジタル証明の国際標準規格「オープンバッジ3.0」に準拠したオープンバッジを作成・発行・管理するためのプラットフォームである。資格試験の合格証や講座の修了証、イベント参加証など、教育機関やNGO、企業内での人材育成など多様な用途に対応している。東京都台東区に本社を置くインフォザインは、日本国内における独占販売代理店として大学や高校、自治体、企業などへの導入支援を行っている。

- 会社名:株式会社インフォザイン
- 所在地:東京都台東区池之端1丁目2-18 NDK池之端ビル4F
- 代表者:村田 進
- 設立:2001年2月21日
- 事業内容:教育テクノロジーサービスの開発・提供・普及支援
- URL:https://www.infosign.co.jp/
本記事は株式会社インフォザインの発表をもとに作成。
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