Pay2oがシードラウンドで1.7億円調達 継続課金向け決済の事業拡大へ
月謝や会費などの継続課金に特化した決済サービス「Pay2o」を提供するPay2o株式会社は、シードラウンドにおいて第三者割当増資を実施し、総額1.7億円の資金調達を完了しました。引受先はリード投資家のXTech Ventures株式会社のほか、みずほキャピタル株式会社、株式会社プレイドの計3社です。

調達した資金は、事業成長を牽引するセールスやカスタマーサクセス人材の採用、プロダクトおよび外部向けAPIの機能拡張に向けた開発投資に充てられます。

Pay2oは、クレジットカード番号を扱わず、スマートフォンのみで銀行口座から支払いが完了する決済サービスです。手数料は税別0.95%から提供されています(※利用者の利用金融機関や取引規模などの条件を満たす場合。実際の手数料は取引内容に応じて個別見積もり)。

フィットネスクラブやスクールなどの月謝・会費ビジネスにおいて、固定費に加えて売上の3〜4%を占めるクレジットカード決済手数料は経営課題となっています。Pay2oは決済手数料を抑えて事業者の収益性改善を図るほか、継続決済の自動化や決済エラー時の自動リトライにより、回収や督促に関わる業務の自動化を支援します。口座振替とは異なり、入会金や体験料といった都度払いも即座に銀行口座から決済できるリアルタイム性を備えています。

セキュリティ面では、支払専用アカウントのログイン時にフィッシングに強いパスキー認証を必須としています。また、口座登録は利用金融機関のページ上で本人認証を行う仕組みとなっており、Pay2o側に銀行パスワードを預ける必要はありません。

大手事業者への導入推進と外部SaaSとのAPI連携を展開
同社は2026年2月にプロダクトをリリースして以降、全国のフィットネスクラブや習い事・スクール等で導入を進めてきました。これまでのステルス運営から事業拡大フェーズへ移行し、今後は2つの連携を進める方針です。
1つ目は、多拠点で月謝や会費を集金する大手事業者への導入です。店舗や教室、会員数が多い事業者に向けて、決済手数料の見直しや未引き落とし時の再請求自動化を支援します。

2つ目は、会員管理や予約、顧客管理などを手がけるSaaS提供事業者との連携です。事業者が既存の業務システム上でPay2oを利用できるよう、外部向けAPIの提供を開始し、連携事業者の募集を行っています。


代表者コメントと会社概要

Pay2o株式会社の代表取締役である関根諒介氏は、事業者の決済手数料負担や回収業務の課題に触れた上で、「『事業者にとって本当に価値がある決済』をつくるために、Pay2oの提供を開始しました。請求や回収の負担を減らし、事業者の方々が本質的な業務に集中できること、手数料を抑えて収益性を高められることを目指しています」としています。
同社の概要は以下の通りです。
- 会社名:Pay2o株式会社
- 代表者:代表取締役 関根 諒介
- 所在地:東京都中央区八重洲 1-5-20 東京建物八重洲さくら通りビル3F
- 設立年月日:2024年10月8日
- URL:https://pay2o.jp/
本記事はPay2o株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



