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WAKAZEが第三者割当増資を実施 ブランド名を統一し都内に工場新設へ

株式会社WAKAZEは、PARTNERS FUNDをリード投資家とし、他新株主7名を引受先とする第三者割当増資により資金調達を実施しました。あわせて、タップカクテル事業のブランド名を「SummerFall Tap Cocktails」から「WAKAZE Tap Cocktails」へと改めました。調達した資金は、飲食店向けタップカクテルメーカー事業の製造量拡大や営業体制の強化に充てられます。

WAKAZEという名称には「若勢」と「和風」の2つの意味が込められており、ブランド名をWAKAZEへ統一することで酒類メーカーとしての原点に立ち返るとしています。ワサビやシソ、和紅茶といった日本素材を活かした「和のカクテル・サワー」を日本発のブランドとして育成していく方針です。

同社はこれまで東京・三軒茶屋での「クラフトサケ」やフランス・アメリカでの「海外醸造SAKE」などを展開してきました。その中で飲食店の現場における人手不足やドリンク調合の負担といった課題に着目し、リキュール製造免許と発酵・日本素材の知見を活かしてケグ(樽)入りのタップカクテルを開発しました。店舗はビールと同様にタップから注ぐことで、品質の揃ったカクテルを提供可能となります。

WAKAZE Tap Cocktailsは飲食店向けにケグ入りのカクテルやサワーを製造・卸売するサービスです。2026年10月時点でホテルやレストラン、バーなど数十店舗に導入されているほか、渋谷には直営店(タップカクテルバー)を展開しています。

サービスの主な特徴は以下の通りです。

  • 既存タップへの接続:ビールタワーの空いた注ぎ口に接続して導入可能。設備がない店舗にはケグレーター(タップ付き樽用冷蔵サーバー)の提案も行う
  • 30種近いレシピ:World’s 50 Best Barsに選出されたBellwood代表の鈴木敦氏がレシピを監修
  • 1樽からのオリジナル開発:少量ロットに対応し、店舗やグループ専用ドリンクを1樽から製造。モエヘネシー ジャパンからの依頼によるHennessyやBelvedereを使用したカクテルレシピ開発の実績を持つ

主な導入先には、MORETHAN CAFÉ RESTAURANT LOUNGE(福岡)、THE NIKKA WHISKY TOKYO(表参道)、MIKKELLER TOKYO(渋谷)、WPU SHINJUKU HOTEL(新宿)、PRIME 42 (汐留)、VINYL HOUSE(六本木)などが挙げられています。

調達資金の使途

今回の調達資金は、製造工場の新設、営業体制の強化、新規開業・リニューアル店舗への導入支援の3点に充てられます。

東京都内に自社工場を新設し、2027年初旬の本格稼働を目指します。従来のコーネリアスケグ入り商品に加え、返送や専用カプラーが不要なワンウェイケグ商品の導入も開始する予定です。

また、営業人材の採用を進めてリソースを充実させるほか、法人向けテイスティング会を毎月開催し、2027年3月の「国際ホテル・レストラン・ショー(HCJ2027)」などの展示会へ出展します。さらに、タップ設備がない店舗へのケグレーター導入支援を含むコンサルティングの展開も加速させるとしています。

代表者コメントと今後の展望

WAKAZE代表取締役CEOの稲川琢磨氏は、「カタチは違えど、志は創業から変わりません。新しい株主の皆さまを迎え、新たな挑戦ができることにワクワクしています。7年ぶりに日本に戻って感じた飲食店の人手不足という課題に全力で取り組み、日本の食文化を支えていきます」とコメントしています。

今後は新工場により製造量を拡大し、ワンウェイケグなどのフォーマット導入やSKUを100以上に増やすことでラインナップの拡充を進める計画です。全国の飲食店やホテルへの導入を進め、店舗で仕込みが必要なドリンク全般へと領域を広げていく方針を掲げています。なお、ブランド統一と工場新設にあわせて公式ウェブサイトのリニューアルも行われました。

本記事は株式会社WAKAZEの発表をもとに作成されています。

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