プロタゴニストラボラトリーが野村式精読法の理論書を発売、noteで無料公開も
国語専門塾「野村国語塾」を運営する株式会社プロタゴニストラボラトリーは、指導理論をまとめた書籍『野村式精読法 原典』(全400ページ)を10月12日にAmazonで発売しました。あわせて、その理論をnoteで無料公開しています。同書は、2022年の創設以来のマンツーマン指導で検証してきたノウハウを体系化したものです。
指導理論の書籍化と一般公開の背景
「野村国語塾」ではマンツーマン指導の精度を維持するため、常時200名限定の完全定員制を採用しています。創設2年目以降は常時受講待ちが発生しており、年間で約8カ月は満席のため新規受講生の受け入れを停止し、再開しても約1か月で満席になる状況が続いています。
AI社会への移行に伴い、より論理的で分析的な読解力の向上が求められる一方、受験現場での「センス」重視の言説や、ビジネスの現場で言語力を高める手法が取れない現状に危機感があったといいます。自塾での指導のみでは影響範囲が年間1,000人程度にとどまることから、指導実践理論の一般公開に踏み切ったとしています。
受講者データに見る低学年層や社会人の需要
同塾の受講生の2割は年中~小3が占めており、低学年層から基礎学力を高める一環として国語力を鍛えたい需要が存在している状況が示されています。
また、受講生の1.8%は自発的なリスキリングを求める社会人です。言語能力を高めることで生きづらさの解消や仕事への役立てを目的とし、自発的に受講を開始して継続している受講生が一定数存在しています。

書籍で提示される読解エラーの3パターン

本書では、国語学習者が読解分析を行えなくなるエラーの要因として、以下の3つのパターンを分類・解説しています。
- ワーキングメモリのパンク要因:読解中に様々な要因から思考が停止する状態
- 知識不足・記憶の誤り要因:単純な基礎知識の不足や考え違い
- 情意フィルター要因:苦手意識などのネガティブな感情が発生している状態
これらを判別し、適切な処置を行うノウハウや具体的な対策が掲載されています。

今後の事業展開
同メソッドを基軸とし、今後は教育や企業研修、ライセンスなど多方面への拡張が予定されています。
- 法人・ビジネス向け研修(『野村式精読法 to BIZ』):社会人の論理的思考力・文章解読力を向上させる企業向け研修プログラムの提供
- 「認定講師制度」の策定:プロ講師の育成とライセンス展開
- 幼児向けIP・絵本展開との連携:『のむらこくごじゅくのえほん』シリーズの展開(絵本『ことばざるのコッキー』シリーズは、2026年9月に『ことばざるのコッキーとアマガエルのルーク』、10月に『ことばざるのコッキーとシマリスのマーゴさん』を販売開始済み)

書籍および会社概要
書籍および発表元企業の概要は以下の通りです。
書籍情報:
- タイトル:『野村式精読法 原典』
- 著者:野村良明
- ページ数:全400ページ
- 価格:ペーパーバック版 3,300円(税込) / 電子書籍 2,200円(税込)
会社概要:
- 会社名:株式会社プロタゴニストラボラトリー
- 代表者:代表取締役 野村良明
- 本社:広島県広島市
- 事業内容:学習塾の運営、教育メソッドの開発・販売、出版事業、法人向け言語力研修
- 会社ホームページ:https://www.protaglab.com/
本記事は株式会社プロタゴニストラボラトリーの発表をもとに作成しました。
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