HYBEの2026年第3四半期決算は売上・営業利益ともに四半期過去最高を更新
HYBEは11月3日、2026年度第3四半期の決算を発表しました。売上高は1兆5,257億ウォン(約1,797億*)、営業利益は1,885億ウォン(約222億円*)を記録し、売上高と営業利益の双方が四半期基準で過去最高値を更新しました。第2四半期に記録した四半期最高業績を1四半期で更新し、営業利益率は12.4%を達成しています。

第3四半期までの累計売上高は3兆6,740億ウォン(約4,326億円*)に達しました。第1四半期に一時的に発生した費用を除いた第3四半期累計の営業利益は4,179億ウォン(約492億円*)となり、4,000億ウォンを突破しています。同社は、アーティスト活動による直接参加型売上と、MD(商品)・ライセンスなどの間接参加型売上が結びついたことが成長要因であるとしています。
公演部門が牽引する直接参加型売上
直接参加型売上では公演部門の売上増が顕著となり、今年第3四半期の公演部門だけで7,268億ウォンの売上高を記録して四半期基準での過去最高記録を更新しました。1公演あたり7万人規模の観客を動員したBTSの北米・欧州ツアーやENHYPENの南米・北米ツアーに加え、LE SSERAFIM、&TEAM、BOYNEXTDOOR、TWS、ILLIT、KATSEYE、CORTISが第3四半期を通じてツアー活動を行いました。
音盤・音源部門は2,828億ウォンの売上高を達成しました。8月にリリースした8th Mini Album『THE SIN : BLISS』が米ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で1位を獲得したENHYPENをはじめ、&TEAM、KATSEYE、TOMORROW X TOGETHERのYEONJUN、EVANなどが相次いで楽曲をリリースしました。さらに、発売から約4カ月で累計アルバム販売数400万枚を突破したCORTISのThe 2nd EP [GREENGREEN]や、BTSの楽曲、KATSEYEのストリーミング実績も売上拡大に寄与しました。
MD・ライセンス部門も過去最高を達成
間接参加型売上では、MD・ライセンス部門が四半期基準で過去最高売上高となる3,346億ウォンを記録しました。商品の企画段階からの生産ライン多角化やサプライチェーンの構築、Weverseでの会場受取サービス「Weverse Pickup」による購買利便性の向上など、ソリューション部門全体の能力強化が要因として挙げられています。
MD事業の体質改善も進められており、持続的な購買やリピートに繋げる取り組みをBTSの北米第2次ツアーで実施しました。企画・生産・流通全般の現地化を図り、BTSの北米第2次ツアーでは45日間・12都市で約100万人のファンがMD販売会場を訪れ、MD販売数は総数200万個を記録しました。HYBEは来年まで続くBTSのツアーや傘下レーベル所属アーティストのツアーでも同様の展開を進める方針です。
所属アーティストのグローバル展開も進んでいます。KATSEYEは、8月にリリースした3rd EP『WILD』が「Billboard 200」で1位を記録し、新曲「Animal」が12週連続でチャートインするなど米ビルボードのメインシングルチャート「Hot 100」に複数楽曲がランクインしました。ワールド・ツアー「THE WILDWORLD TOUR」のヨーロッパ・北米ツアー全31公演は完売しており、2027年にはアジアおよびオセアニアツアーのほか、インド・ムンバイで開催される「Lollapalooza India 2027」でヘッドライナーを務める予定です。
日本を拠点とする&TEAMはベルーナドームで初の単独ドーム公演を実施したほか、HYBE AMERICAが手がけるラテンボーイグループ SANTOS BRAVOSとのコラボレーションを行いました。さらに、HYBEは10月に「HYBE Global Label Services」を発足し、韓国、アメリカ、ラテンアメリカ、日本、インドなどの各拠点でマーケティングやプロモーションのインフラとして機能させていく予定です。業績を牽引したBTSは来年上半期までツアーを継続し、音楽制作やプロジェクトを並行して推進していく見通しとなっています。
*為替:発表日11月3日時点
本記事はHYBEの発表をもとに作成されています。
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