日比谷花壇が花祭壇のオーダーメイド設計サービスを2026年11月より提供へ
株式会社日比谷花壇は、花祭壇の制作をシステム化する「SusBase(サスベース)」シリーズの第3弾として、新サービス「SusBase custom-made(サスベース カスタムメイド)」の提供を2026年11月より開始します。葬儀社が現在販売している既存の売れ筋花祭壇デザインを、そのままオーダーメイドでシステム化する仕組みです。商品改定を伴わずに導入できる支援策として展開されます。
売れ筋デザインを維持しながら制作負担を軽減
同社はこれまで、花祭壇制作の人材不足解消や持続可能性の追求を目指し、「だれdemo花祭壇」や「SusBase」シリーズを展開してきました。従来の製品では自社ラインナップの見直しやパンフレット刷新などの負担が導入の課題となっていたことから、既存の売れ筋商品を活かし制作労力を削減するアプローチとして今回のサービスが開発されました。



葬儀社で販売実績の多い花祭壇を採寸し、オリジナルのステンレス製ベースとして設計・再現するため、既存の販売価格やパンフレットを変更することなく導入できます。ただし、花祭壇のデザインによっては構造上再現できない場合もあります。

菊のライン制作を標準化し作業時間を短縮
技術面では、熟練の技術が必要とされる菊のライン制作を標準化しました。短くカットした菊を専用のチューブ(試験管)に挿入する仕組みを採用しており、初心者でも短時間で花祭壇を完成させることが可能となります。
ベースは分割仕様のステンレス製で、運搬や設置の負担を軽減しています。また、石油由来のフローラルフォーム(吸水性スポンジ)を使用しない構造となっており、廃棄物やCO₂排出の抑制、コスト削減を図ります。
制作時間とコストの試算
同社が示したトップ掲載画像の花祭壇を制作する際のコスト試算によると、制作時間は従来の約3時間から約1時間へと短縮されます(初心者でも慣れれば一時間程度で制作可能)。
人件費や資材費を含めた1件あたりのコストは、従来の12,000円から1,200円へと圧縮されます。これによる1件当たりのコスト削減効果は10,800円となり、年間では月6件使用の場合に777,600円、月12件使用の場合に1,555,200円の削減効果が見込まれるとしています。



サービスの利用は、既存商品の写真や図面による作成可否の診断から始まり、専任担当者による現場訪問と詳細採寸、仕様設計と見積り提示を経て、ベースの製造・納品が行われます。



主な料金体系(税別)は以下の通りです。
- オリジナル構造設計費用:150,000円〜(現場採寸、設計、予想図作成を含む。同一デザイン2台目以降は無料)
- ベースユニット製造費用:幅60cmあたり 150,000円〜250,000円(ステンレス本体、造花グリーン取付、試験管を含む)
本記事は株式会社日比谷花壇の発表をもとに作成されました。
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