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三谷産業がピックルボール振興事業に本格参入 用具開発や専用コート開設へ

石川県金沢市に本社を置く三谷産業株式会社は、ラケットスポーツ「ピックルボール」の振興を目的とした事業に本格的に取り組みます。

同社はパドル素材や製造技術の開発をはじめ、石川県や北陸三県における専用コートの開設、実業団およびプロチームの創設構想、地域や教育機関向け体験教室の主催、さらには事業を展開するベトナムでの振興までを一体で手がけていく方針です。また、普及活動を牽引してきたプレイヤーの秋山 太郎氏が2026年11月1日付で入社し、事業全域を担当するとともに専門部署の開設準備を進めます。

北陸における普及と事業参入の背景

ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球の要素を併せ持つ競技で、プラスチック製ボールをパドルで打ち合います。株式会社ピックルボールワンの調べによると、国内の競技人口は約33万人、潜在層は約1,189万人と推計されています。全国的に普及が進む一方、一般財団法人ピックルボール日本連盟のパートナー団体は北陸三県で現時点で6団体にとどまっており、環境整備に余地があるとされています。

1928年創業の三谷産業は、1964年に日本海側初となるボウリング場「金沢ボーリング・センター」を開設した歴史を持ちます。同社代表取締役社長の三谷 忠照氏は、かつてボウリングが広がった場所から今度はピックルボールを広げたいとし、地域の健康や交流、企業の健康経営に寄与する新たな挑戦に取り組む意向を示しています。

用具開発からコート整備まで多角的に展開

事業展開においては、用具・場・人・普及の各方面から施策が進められます。主な取り組み内容は以下の通りです。

  • 用具の開発:M&E事業部およびグループ会社の株式会社ミライ化成が素材・製造技術の研究開発を継続
  • 場の整備:北陸三県(石川・富山・福井)で大会や交流イベントに対応した専用コート開設構想に着手
  • 普及活動:石川県および北陸三県で地域住民や教育機関などを対象とした体験教室を継続開催
  • チームの創設:北陸を拠点とする実業団チームおよびプロチームの創設構想に着手
  • 大会・イベントの開催:「三谷産業ピックルフェス(仮称)」の開催や能登地域での大会開催による復興支援を検討
  • 海外展開:ベトナムのグループ各社と知見を共有し現地振興を図るほか、2026年11月15日にホーチミン市で開催される「第1回日越ピックルボール大会」へ三谷産業とミライ化成が協賛

専門部署の開設準備と推進体制

2026年11月1日付で参画した秋山 太郎氏は、国内ランキング(50歳以上男子シングルス)最高2位の実績を持ち、国際指導者資格などを有するプレイヤーです。秋山氏は「各地の施設、体育館、校庭、公園などで新たな『交流』『共創』を育んでいきます」とコメントしており、競技普及やイベント企画、関連製品の開発・販売支援などを通じて体制構築を担います。

会社概要

  • 社名:三谷産業株式会社
  • 本社:石川県金沢市玉川町1番5号
  • 代表者:代表取締役社長 三谷 忠照
  • 業績(2026年3月期):連結売上高 117,531百万円/連結従業員数 3,569名
  • URL:https://www.mitani.co.jp/

本記事は三谷産業株式会社の発表をもとに作成しました。

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