ライフタイムサポート、長野県でAI四足歩行ロボットによる斜面草刈りの現地実証を実施
株式会社ライフタイムサポートは、長野県が実施する「信州型サンドボックス事業“Shinshu AI GEARS”」に採択され、長野市の株式会社野口開発と連携して四足歩行ロボットとAIを組み合わせた急斜面や法面の無人草刈りシステムの開発に取り組んでいます。2026年11月1日には、長野県内の斜面の草地において、人が斜面に入らずに草刈りを行う仕組みに関する初めての現地実証を実施しました。
人手不足や安全確保が課題となる斜面草刈り
道路や河川沿いの斜面の草刈りは公共インフラの維持に不可欠ですが、作業の特殊性から担い手の確保が年々難しくなっています。また、斜面での刈払機を扱う作業には転落や飛散物、熱中症のリスクが伴うほか、道路沿いでの交通誘導など安全管理のコストがかかる点も重なり、安全性、人集め、技術の確保を同時に満たすことが現場の課題となっています。
現地実証で斜面歩行と草刈りを確認

2026年11月1日の現地実証では、株式会社野口開発の立ち会いのもと、四足歩行ロボット「Unitree Go2」の前方に3Dプリンターで製作したアームと草刈機の刈刃を取り付けた機体を投入しました。ロボットが不安定な斜面を進みながら密集した草や細い枝を刈り取れることを確認した一方、刈刃の角度や斜面進入時の高さ調整など、実用化に向けた具体的な課題も得られました。
同社の代表取締役である龍竹一生は、現地での実証を通じて実現の可能性を強く感じたとし、担い手や安全性が不足している斜面草刈りにおいて、人を危険な場所から解放する仕組みを形にしていく方針を示しています。

12月中旬頃から自動運転の検証へ
今後は実証で得られた知見をもとにアームの角度調整を進め、12月中旬頃からはあらかじめ決められたルートを自動で進んで草を刈る自動運転の検証に入る予定です。実証期間は2027年1月までを予定しており、成果報告会などを通じて県内の土木・建設事業者に共通する課題の解決や、中山間地での持続可能な維持管理モデルの構築を目指すとしています。

事業概要
- 事業名:信州型サンドボックス事業“Shinshu AI GEARS”
- 実施主体:長野県
- 提案テーマ:四足歩行ロボット×AIによる急斜面・法面の無人草刈りシステム
- 連携先:株式会社野口開発(現場・実証フィールド)
- 株式会社ライフタイムサポートのロボット事業詳細:https://robotics.ai-company.info/
本記事は株式会社ライフタイムサポートの発表をもとに作成しました。
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