第4回三服文学賞の大賞が決定 伊勢佐木すなお氏の真昼の湯気など11作品を選出
佐賀県嬉野市の株式会社和多屋別荘が運営するBOOKS&TEA 三服は、温泉旅館発の文学賞である第4回「三服文学賞」の大賞作品を決定しました。全国から寄せられた746作品の中から、伊勢佐木すなお氏の『真昼の湯気』が大賞に選ばれました。2026年11月3日に開催された創業76周年記念イベント「76祭」にて発表と授賞式が行われ、受賞作品および選考コメントが公式WEBサイトで公開されています。
大賞は伊勢佐木すなお氏の『真昼の湯気』に決定
「暮らしのなかで書く時間を愉しむ」をテーマに掲げる三服文学賞の第4回では、大賞をはじめ、実行委員賞、企業賞、優秀賞を含む計11作品が選出されました。


大賞に選ばれた『真昼の湯気』について、選考委員長を務めた株式会社和多屋別荘 社長の小原嘉元氏は、作中の「決めるというか・・・決めなくてもいいことが、わかるんです」という一節に強く惹かれたとコメントしています。小原氏は、湯気の向こうにある人間の美しさとともに、湯の文化が持つ本質的な価値をあらためて教えてくれた作品であったと評しています。


実行委員賞や企業賞など各賞の受賞作品
今回の審査では、大賞のほかに以下の作品が各賞に選ばれました。
- 実行委員賞:『死なない夏を抱く』上村裕香
- 副島園賞:『湯の誉れ~私、立ち寄り湯でして。~』佐野裕貴
- 日本香堂賞:『芳香』天野周
- NAKAGO賞:『沸いたお酒』獺京
- ボンジュール賞:『頼くんの「よか」』安能史
- 優秀賞:『うれしーの、じゃないよ』伊勢佐木すなお
- 優秀賞:『月を踏む』鳴門タタン
- 優秀賞:『ナメクジはしょっぱいらしかった』川越隆平
- 優秀賞:『「ぬ」』金村廣希
- 優秀賞:『道標』雪中松柏
大賞以外の受賞作品の全文および各賞の選考コメントは、和多屋別荘の公式サイト内(https://wataya.co.jp/topics/2026/11/14691)で確認できます。
温泉旅館発の文学賞「三服文学賞」の取り組み
三服文学賞は、館内に「BOOKS&TEA 三服」を構える和多屋別荘が主宰する文学賞です。嬉野が再び「文学が生まれる地」となることを目指し、「読む愉しみと書く愉しみ」を掲げて設立されました。プロ・アマや執筆経験を問わず、暮らしのなかに「書く」時間を取り入れる喜びを広げるための取り組みとなっています。

大賞受賞者には“三服作家”として、和多屋別荘への宿泊や執筆環境の提供を含む1年間のライターインレジデンスの権利が進呈され、その活動に対する全面的なバックアップが提供されます。

本賞の選考委員は、選考委員長の小原嘉元氏をはじめ、株式会社ひらく 代表の染谷拓郎氏、株式会社和多屋別荘 スパ&アクティビティ主任の平山雄介氏、同係長の吉岡孝一郎氏、株式会社ひらく 文喫 栄 副店長の加々美達也氏、同社 文喫 福岡天神 副店長の大田海斗氏、三服文学賞実行委員会が担当しました。また、協賛企業として副島園、株式会社 日本香堂、株式会社 藤原、ボンジュール 株式会社が参画しています。


株式会社和多屋別荘の概要
- 代表取締役:小原 嘉元
- 設立:1950年11月3日
- 所在地:〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
- 事業内容:旅館業、飲食事業、リーシング事業
- 公式サイト:https://wataya.co.jp/

同社は旅行新聞新社主催の日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2025でグランプリを受賞したほか、旅館内インキュベーション施設「OIC」を運営し、嬉野リビングラボ(URESHINO LIVING LAB)を展開しています。
本記事は株式会社和多屋別荘の発表をもとに作成しました。
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