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Space BD、人工衛星の航空危険物輸送対応コンテナレンタルサービスを開始

Space BD株式会社は、人工衛星の海外輸送に必要となる航空危険物輸送対応コンテナのレンタルサービスを開始した。同社が2025年6月から提供している「人工衛星の輸送ワンストップサービス」を拡充する取り組みとなる。

危険物対応コンテナの手配や調達コスト、保管管理にかかる衛星事業者の負担を軽減し、迅速かつ柔軟な打上げ準備に貢献するとしている。輸出手続きや航空危険物輸送に関する政府当局の承認手続き、輸送手配とあわせ、海外射場への輸送プロセスを一元的に支援する。

航空危険物輸送の要件対応と承認取得の支援

人工衛星に組み込まれているリチウムイオン組電池は、国際航空運送協会の危険物規則書(DGR)において航空危険物に分類されている。国連マニュアル(UN38.3)のテストレポートを取得していない場合は政府当局の特例承認が都度必要となり、輸送容器自体にも厳格な条件が求められる。

Space BDが提供するコンテナは輸送容器に求められる条件を満たしており、同コンテナを用いた特例承認の取得実績を有している。この実績に基づき、申請から輸送までの円滑な進行を支援するとしている。

運用実績に基づくリスク低減とコスト削減

提供されるコンテナは航空危険物を搭載して輸送した運用実績があり、宇宙分野でのロジスティクス経験をもとに、リスクを低減した輸送環境を提供する。

調達、メンテナンス、保管管理に至る全プロセスを同社が一括して引き受けるため、利用者は初期投資や管理工数を抑えながら必要な期間に応じてコンテナを活用できる。また、同社は人工衛星の海外輸出に係る包括輸出許可を取得しており、外国為替及び外国貿易法(外為法)に準拠した輸出手続きや政府承認手続きにも一括対応する。

Space BDの概要と実績

Space BDは2017年創業の宇宙商社で、宇宙への輸送手段の提供や国際宇宙ステーション(ISS)をはじめとする宇宙空間の利活用において、事業化支援から技術的な運用支援までを展開している。2026年6月現在、衛星取り扱い数100件超、宇宙実験サンプル取り扱い数670超、宇宙空間での実証実験40件超の実績を持つ。

  • 社名:Space BD株式会社
  • 本社:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
  • 代表者:代表取締役社長 永崎 将利
  • 設立:2017年9月1日
  • 事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
  • URL:https://www.space-bd.com/

本記事はSpace BD株式会社の発表をもとに作成。

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