パナソニックデジタルがMES導入や刷新に関するセミナーを開催へ
パナソニック デジタル株式会社は、製造業における製造実行システム(MES)の導入や刷新をテーマにしたセミナーを開催します。現場ごとの運用差異に対応しながら開発負荷を抑える手法として、標準機能と個別開発を組み合わせる「ハーフスクラッチ型MES」の考え方を紹介する予定です。本セミナーはマジセミ株式会社の協力のもとで実施されます。
製造現場におけるMES標準化と構築手法のジレンマ
製造現場では工場やラインごとに設備構成や工程、作業手順が異なるため、MESに求められる要件が一様ではない現状があります。一方で、複数工場への展開や将来の保守・運用を見据えて共通化や標準化を進めたいという需要も存在し、現場の違いに対応しつつどこまで標準化できるかが重要なテーマとなっています。
標準的なパッケージMESでは自社の工程や運用に合わず大幅なカスタマイズが必要になる場合がある一方、スクラッチ開発では個別開発の範囲が広がり、初期開発やその後の機能追加、改修、保守に継続的な負荷が生じます。さらに、広い範囲を一度に構築しようとすると要件定義が長期化し、効果確認までに時間を要するという課題も抱えています。
標準機能と個別開発を両立するハーフスクラッチ型の提案
セミナーでは、標準機能をベースとしながら工場や現場固有の要件に必要な部分を個別開発する「ハーフスクラッチ型MES」という手法が解説されます。共通化可能な部分は標準機能を活用し、現場ごとに異なる部分のみを作り込むことで、適合性を保ちながら開発や改修の負荷を抑えるアプローチです。
この手法では、重点導入から機能追加、横展開へと段階的に拡張できるため、必要な工程やラインから開始して効果を検証しながら対象を広げられます。どこまでを標準化しどこから個別対応すべきか、またどの範囲から始めてどのように展開するかといった考え方や具体的な進め方が提示されます。
30年以上の実績に基づくパナソニック デジタルの取り組み
パナソニックグループでは30年以上にわたりMESのシステム構築や活用を進め、液晶、半導体、電池、電子材料などのものづくり現場で実績を重ねてきました。
パナソニック デジタルはこうした知見を生かし、汎用的なMESに加えて半導体製造向け、医薬品製造向け、スモールスタート向けなど、業種や導入規模に応じたソリューションを展開して導入や刷新の支援を行っています。
本セミナーは、MESの新規導入や刷新を検討している製造業関係者や、標準化や開発負荷、段階的な展開に課題を持つ担当者などを対象としています。

- 主催: パナソニック デジタル株式会社
- 協力: マジセミ株式会社(東京都千代田区紀尾井町3番12号、問合せ: https://majisemi.com/service/contact/ )
本記事はパナソニック デジタル株式会社およびマジセミ株式会社の発表をもとに作成しました。
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