Dellows News

JFEエンジニアリングと丸五、衝撃緩和と作業性を両立した保護手袋を発売

JFEエンジニアリングと作業用品メーカーの丸五は、作業現場での手指挟まれ時の衝撃緩和と作業性の両立を目指した保護手袋を共同開発し、丸五が「まもるくん♯930」として製品化して販売を開始しました。JFEエンジニアリングのガス導管工事現場における作業者の声を契機に開発された製品で、建設現場のほか、設備メンテナンスや物流、製造など幅広い現場での活用が見込まれています。

現場作業者の声をもとに共同開発へ着手

社会インフラの建設や製造現場を手がけるJFEエンジニアリングでは、西日本導管建設センターにおいて手指挟まれ事故の防止を目的に2023年から市販の保護手袋を導入していました。しかし、現場の作業者からは指の曲げづらさや脱着のしにくさ、手の痛みなどを指摘する声が上がっていました。

これを受けて同社は、協力会社を含む作業者約100名を対象にアンケートや疑似体験を実施し、現場のニーズを把握しました。国内外約30種類の手袋を比較評価した結果、地下足袋や安全靴などを手がける丸五の手甲保護用手袋「まもるくん#910」の作業性に着目し、同社に共同開発を依頼しました。丸五側も現場の課題を製品改善につなげる趣旨に賛同し、開発が始まりました。

3つの課題を改善し指先の保護と動きやすさを両立

開発にあたっては、既製品の課題だった「指先までの保護範囲」「手甲部の伸縮性」「手首部の脱着性」の3点について改善が図られました。

具体的には、緩衝セルを指先まで拡大したほか、手の甲側にゆとりを持たせて指の曲げやすさを向上させました。手首部分には面ファスナーを採用して脱着性を高めています。緩衝セルにはJFEカラーであるブルーが使われています。

完成した開発品を使用した作業者からは、痛みのなさや曲げやすさ、脱着のしやすさ、作業中の安心感といった評価が寄せられています。本製品は丸五より2026年4月に販売が開始され、JFEエンジニアリンググループの各現場を中心に500名以上の作業者が愛用しています。両社は今後も本製品の普及を通じて、より安全・安心な作業環境づくりに貢献していくとしています。

開発企業の概要

JFEエンジニアリング株式会社

  • 代表者:代表取締役社長 福田 一美
  • 本社:東京都千代田区

株式会社丸五

  • 代表者:代表取締役社長 岡本 幸太郎
  • 本社:岡山県倉敷市

本記事はJFEエンジニアリング株式会社および株式会社丸五の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間