米ZettaJouleの渉外担当幹部に元米エネルギー省次官補代行のKotek氏が就任
次世代原子炉の開発を手がける米ZettaJoule, Inc.の渉外担当エグゼクティブ・バイスプレジデント(Executive Vice President of External Affairs)に、John Kotek氏が2026年11月2日付で就任しました。日本法人であるZettaJoule株式会社が発表したものです。Kotek氏は米エネルギー省で原子力担当次官補代行を務めた経歴を持ち、今後は政府や産業界との連携強化にあたります。
米政府や業界団体で要職を歴任したKotek氏が参画
Kotek氏は新体制において、政府渉外をはじめ広報・メディア対応、戦略的コミュニケーション、関係機関や企業との連携を統括します。同社CEOの下藤充生氏ら経営陣とともに、政策や事業環境の変化に対応しながら、高温ガス炉の実用化を推進する方針です。
同氏は米原子力エネルギー協会(NEI)に約10年間在籍し、政策・広報担当シニア・バイスプレジデントとして政策提言や対外発信を担いました。また、米エネルギー省では通算14年以上にわたり、原子力担当次官補代行やアイダホ運営事務所副所長を務め、原子力システムの研究開発推進やアイダホ国立研究所の体制強化などに貢献した実績を持ちます。
就任にあたってのコメント
共同創業者で社長兼CEOの下藤充生氏は、同氏の就任について、原子力政策に精通し信頼関係を築いてきた人物であり、米国での実用化を進める大きな力になると評価しています。また、日米の知見を結集して産業発展とエネルギー安全保障へ貢献していく意向を示しました。
一方、Kotek氏は、経営陣との対話を通じて同社が原子力の可能性を広げる技術に取り組む企業であると確信したとし、「その一員として貢献できることを、心から楽しみにしています」と述べています。
高温ガス炉(HTGR)の実用化を目指す体制

高温ガス炉(HTGR)は、高い安全性と出力温度を兼ね備えた小型の次世代原子炉です。発電用途に加え、産業用プロセス熱の供給や水素製造など多様な用途が見込まれています。
ZettaJoule株式会社は、日本原子力研究開発機構(JAEA)の高温工学試験研究炉(HTTR)に関する公開情報等を参照し、実用化に向けた独自の高温ガス炉の設計・開発を進めています。
会社概要
ZettaJoule株式会社(日本法人)
- 設立:2023年12月
- 本社:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル3階 0 Club
- 技術拠点:茨城県水戸市城南1-7-5 第6プリンスビル3階・5階・7階
- 代表取締役CEO:下藤 充生
ZettaJoule, Inc.(米国親会社)
- 設立:2023年8月
- 本社:Houston, Texas
- President and CEO:下藤 充生
- 従業員数:約90名(グループ全体、業務委託含む)
- 主な投資家:Globis Capital Partners、Coral Capital、Archetype Ventures、Exa、SOSV/HAX、SBI、Zypsy、三菱UFJキャピタル 等
本記事はZettaJoule株式会社の発表をもとに作成しました。詳細情報は同社ウェブサイト(www.Zetta-Joule.com)で公開されています。
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