ノウフク・アワード2026発表 大隅半島ノウフクコンソーシアムがグランプリ
農林水産省が事務局を務める農福連携等応援コンソーシアムは、「ノウフク・アワード2026」の受賞団体を決定した。応募総数196団体の中から外部有識者による審査委員会を経て21団体が選定され、グランプリには「大隅半島ノウフクコンソーシアム」(鹿児島県大隅半島)が選ばれた。表彰式は令和8年11月30日(月曜日)に都内で開催される予定となっている。
令和8年10月15日(木曜日)に開催された「ノウフク・アワード2026」審査委員会において、受賞団体(21団体)が決定した。グランプリを受賞した大隅半島ノウフクコンソーシアム(鹿児島県大隅半島)は、地域協議会として行政も巻き込みながら、マッチング支援や人材育成など農福連携を地域で推進する仕組みを作った点が評価された。
審査委員は以下の5名が務めた。
- 中嶋 康博(日本栄養大学 教授)(委員長)
- 濱田 健司(東海大学 教授)
- 松森 果林(聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐユニバーサルデザインアドバイザー)
- 村木 厚子(全国社会福祉協議会 会長)
- 米田 雅子(宇都宮大学 理事)
部門別の受賞団体一覧
選定された各部門の受賞団体は以下の通り。
準グランプリ(3団体)
- 「人を耕す」部門:社会福祉法人めぶき会(栃木県小山市)
- 「地域を耕す」部門:特定非営利活動法人みどりの杜福祉会 いわきワイナリー(福島県いわき市)
- 「未来を耕す」部門:夢育て(東京都世田谷区)
優秀賞(7団体)
- 社会福祉法人みんなの輪(宮城県大衡村)
- 国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学 応用生物科学部附属 岐阜フィールド科学教育研究センター(岐阜県岐阜市)
- 株式会社マテリアル東海(岐阜県下呂市)
- 社会福祉法人阪南市社会福祉協議会(大阪府阪南市)
- 特定非営利活動法人島根県障がい者就労事業振興センター(島根県松江市)
- 株式会社なかせ農園(熊本県大津町)
- 特定非営利活動法人大夢(沖縄県うるま市)
フレッシュ賞(5団体)
- 戸田建設株式会社 一の橋農場(北海道下川町)
- だいちゃん農園(山形県朝日町)
- 医療法人社団紫蘭会 光ヶ丘病院(富山県高岡市)
- 中電ウイング株式会社(岐阜県可児市)
- みなの丸(大分県佐伯市)
チャレンジ賞(5団体)
- 株式会社浜松ホトアグリ(静岡県浜松市)
- 株式会社奥能登元気プロジェクト(石川県輪島市)
- 一般社団法人SPSラボ 若年認知症サポートセンターきずなや(奈良県奈良市)
- 特定非営利活動法人ブエンカミーノ(広島県広島市)
- 山口県立田布施総合支援学校(山口県田布施町)
農福連携サポーターズ最多得票の「Restaurant MOTOI」へ感謝状授与
農福連携等に取り組む事業者に対するサポート等を行う企業・法人等を対象とした「農福連携サポーターズ」の募集には18団体の応募があった。農福連携等応援コンソーシアム会員による「もっと広げてほしい取組」への投票を実施した結果、最多得票を獲得した「Restaurant MOTOI」(京都府京都市)に感謝状を授与することが決定した。感謝状の授与は、ノウフク・アワード2026表彰式とあわせて行われる予定だ。
農福連携の広がりと表彰の背景
農福連携は、農業と福祉が連携し、障害者の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展とともに障害者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現していく取組である。地域で暮らす一人ひとりの社会参画を図る観点から、関係省庁との連携強化等を通じてユニバーサルな取組として発展をみせている。その対象は障害者のみならず、高齢者、生活困窮者、ひきこもりの状態にある者等の就労・社会参画支援、犯罪をした者等の立ち直り支援などにも広がっているほか、林業や水産業の分野への拡大も推進されている。令和2年3月に設立された農福連携等応援コンソーシアムでは、全国への普及を推進するため、優れた事例を表彰している。
本件に関する問い合わせ窓口は以下の通り。
- 窓口:農村振興局農村政策部都市農村交流課農福連携推進室
- 担当者:農福連携企画班
- 代表:03-3502-8111(内線5448)
- ダイヤルイン:03-3502-0033
本記事は農林水産省(農福連携等応援コンソーシアム事務局)の発表をもとに作成。
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