Earth hacksなど、購買データとAIを活用した脱炭素行動変容の実証へ
Earth hacks株式会社は、Vポイントマーケティング株式会社およびBALDR株式会社と連携し、環境省「デコ活」推進事業の一環として、購買・行動ビッグデータとAIを活用した脱炭素行動変容の効果検証事業を開始します。
本事業では、商品やサービスのCO2排出量の削減率を可視化する「デカボスコア」を対象商品に表示し、環境性能表示が生活者の商品選択や購買行動に与える影響を検証します。あわせて、カーボンフットプリント(CFP)算定の効率化と精度向上を目指すAIエージェントの開発にも取り組みます。
事業では、環境性能表示の普及に向けた検証を2つのアプローチで進めます。
1つ目は、購買・行動ビッグデータを活用した生活者の行動変容分析です。Vポイントアプリ内の「レシタメ」とVポイント提携先の実店舗の双方でデカボスコアを表示し、購買データと会員属性などの情報を掛け合わせて、環境性能表示への反応が高い商品カテゴリや生活者の特徴を分析します。
2つ目は、AIエージェントを活用したCFP算定の高度化です。Earth hacks株式会社とBALDR株式会社が連携して算定支援AIエージェントを開発し、企業の算定作業の負荷軽減と、より多くの商品への環境性能表示の拡大を目指します。
参画する3社の主な役割は以下の通りです。
- Earth hacks株式会社:事業全体の進行管理、小売・メーカー連携、CFP算定、手引き作成
- Vポイントマーケティング株式会社:店舗連携、デジタル施策、購買データ・会員属性等の分析
- BALDR株式会社:AIエージェント開発・コア技術提供
生活者の購買行動を検証するため、デジタルと実店舗の2つの実証が予定されています。
デジタル実証では、Vポイントアプリ内の「レシタメ」においてデカボスコア表示と購買行動の関係を検証します。
- 実施期間:2026年10月1日(木)~12月25日(金)
- 対象商品:食品・飲料・日用品など
- 参加方法:対象商品を購入したレシートを撮影し、Vポイントアプリ上で送信することでVポイントを付与
- 「レシタメ」対象商品・詳細:https://vpoint.perf.media/home
実店舗における売場実証では、売場でのデカボスコアの認知と購買行動への影響を検証します。
- 実施期間:2026年11月~12月、または2027年1月頃を予定
- 参加予定店舗:富士シティオ、ファミリーマート、すかいらーくグループ
- 実施内容:対象商品売場でのデカボスコア表示および購買行動の分析
- Vポイントの付与:通常のお買い物時と同様の条件で付与
幅広い商品カテゴリが対象 実装の手引き作成を予定

実証では、生活者が日常的に手に取る食品・飲料・化粧品・医薬品・日用品など、幅広い商品カテゴリを対象とします。参加予定企業は、キリングループ(キリンビバレッジ、キリンビール、ファンケル、メルシャン)、ニチレイフーズ、ネスレ日本、パナソニック マーケティング ジャパン、丸大食品、ロート製薬などです(五十音順)。
本事業で得られた購買・行動データの分析結果は、環境性能表示を活用した脱炭素行動変容施策の「実装の手引き」として整理される予定です。商品カテゴリや生活者の特徴に応じて有効な環境性能表示を明らかにし、小売やメーカーが商品開発や販売促進、生活者とのコミュニケーションに活用できる知見としての展開を目指します。
参画企業の概要
- Earth hacks株式会社:商品・サービスのCO2排出量の削減率を可視化する「デカボスコア」をはじめ、生活者の行動変容を促す取り組みを推進(https://co.earth-hacks.jp/ )
- Vポイントマーケティング株式会社:1.3億人以上(有効ID数)のV会員基盤を活用したデータドリブンマーケティングを提供(https://www.vpoint.co.jp/ )
- BALDR株式会社:「AI Native」な業務システムの開発を手がけ、本事業ではCFP算定を支援するAIエージェントの開発を担当(https://baldr-tech.ai/ )
本記事はEarth hacks株式会社の発表をもとに作成。
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