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Beyont、NTTドコモの問い合わせAIエージェントMVP構築を支援

マイクロソフトの最上位パートナー資格「Microsoft Copilot Specialization」を取得している株式会社Beyont(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:田原 眞一)は、前田 義晃が代表取締役社長を務める株式会社NTTドコモの総務人事部キャリアデザイン室に対し、Microsoft Copilot Studioを活用した「資格挑戦支援施策 問い合わせAIエージェント」のMVP構築を支援した。

ドコモグループの社員約2万5,000名を対象とする施策において、年間約2,000件寄せられる問い合わせ対応や申請不備への対応負担を軽減する目的がある。2026年7月から9月にかけて支援が行われ、既存のMicrosoft環境を活用した設計が進められた。

年間約2,000件の問い合わせと申請不備の解消が課題に

ドコモでは、ドコモグループの社員約2万5,000名を対象に、各分野の専門性を高める民間資格の取得を後押しする「資格挑戦支援施策」を設けている。対象資格は1,000近くにのぼり、2025年度には約5,700件の挑戦を支援した。

一方で、施策を所管する総務人事部キャリアデザイン室では、ルールの解釈や申請システムの操作など同じ質問がメールで年間約2,000件寄せられ、担当者の負担となっていた。また、申請の約35%に不備があり、差し戻しや再申請のやり取りが承認する人事側と申請する社員側の双方で負担になっていたという。

既存のMicrosoft環境を活用し運用設計まで伴走

株式会社Beyontは2026年7月から9月にかけて、総務人事部キャリアデザイン室に対し、Microsoft Copilot Studioを活用した「資格挑戦支援施策 問い合わせAIエージェント」のMVP構築を支援した。

本取り組みでは、Microsoft Teams、Microsoft 365 Copilot、SharePoint、Copilot Studioを組み合わせ、社員が普段使う画面から質問するとマニュアルや規程を参照して出典付きで一次回答する仕組みを実現した。質問をトピックに分類し、トピックごとに参照するナレッジを指定することで回答精度の向上を図っている。

さらに、問い合わせを減らしたいという要望を課題として整理して手段に落とし込み、Copilot Studio活用のレクチャー、AIが読み取りやすいFAQフォーマットの設計、データ更新などの運用設計まで一貫して支援した。

テスト環境での検証では、エージェントがマニュアルを読み込んで一定の問い合わせに対応できることを確認し、回答者の知識によるばらつきがなくなり人が対応するよりも均一な回答が期待できるという評価を得ている。

また、伴走型の支援により、AIエージェントを初めて作る担当者自身にCopilot Studioの構築・運用ノウハウが蓄積された。加えて、FAQフォーマットを共通言語として、受けた問い合わせをすぐナレッジとして蓄積していく機運が部内に生まれた。

段階的な全社展開や申請審査の自動化を視野に

今後は、キャリアデザイン室での利用やグループ各社の育成担当での利用を経て、社員への公開を進めるとしている。全社展開後はFAQの拡充とともに、近い将来に半分、最終的には担当者に届く問い合わせを1割程度まで減らすことを目指す。約35%の申請不備率の改善も期待されており、導入前後の変化を日次で検証している。

さらに、社内の環境整備後にPower Automateを組み合わせて有人窓口へのエスカレーションまでを自動化する構想のほか、合格証と申請内容の照合など現在は目視で行っている審査業務の自動化を将来的に目指し、他の施策や他部署への横展開も検討している。

株式会社Beyontの概要

株式会社Beyontは、AIエージェントをはじめとする先端技術の実装、定着、育成を通じて企業の変革を支援するAIソリューションカンパニーで、これまで1,100社を超える企業・自治体の支援実績を持つ。

  • 設立:2018年
  • 代表取締役社長兼CEO:田原 眞一
  • 所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目40-5
  • URL:https://beyont.jp

本記事は株式会社Beyontの発表をもとに作成。

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