佐賀県みやき町と東洋ライス、包括連携協定を佐賀県内で初締結
佐賀県みやき町(町長:岡 毅)と東洋ライス株式会社(代表取締役社長:阪本哲生)は、令和8年10月30日付で包括連携協定を佐賀県内で初めて締結した。町民の健康増進や食育の推進、農業振興、災害時支援などを通じた地域活性化を目的としている。今後はみやき町産米を活用した妊産婦支援などの事業を展開する予定だ。
協定締結の背景と目的
佐賀県の中央東部に位置するみやき町は、「子育て支援」と「健幸長寿」をまちづくりの二本の柱に掲げ、定住促進や住民の健康増進に注力してきた。こうした取り組みにより近年は人口が増加傾向にあり、行政のみならず住民や企業などが一体となった「協働のまちづくり」を推進している。
母子保健の充実をはじめ、子育てを温かく支える誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指すみやき町と、独自のコメ加工技術を持つ東洋ライス株式会社が連携することで、地域の健康増進や産業振興を図る。
具体的な連携施策として、みやき町産米を「金芽米」に加工し、みやき町の未来を担うこどもたちの支援策の一環として「マタニティ応援プロジェクト」を実施する。妊産婦が心身ともに健康に過ごし元気な赤ちゃんを出産することや、出産後も母子ともに健康に過ごすことを目的としている。
金芽米は、東洋ライス独自の加工技術により、ビタミンやミネラルなどの滋養源である玄米の栄養を残したまま、美味しく消化性に優れたコメである。一般的な精米加工ではヌカと一緒に取れてしまう栄養と旨味成分が含まれる亜糊粉層を表面に残すことで、ほのかな甘みを感じられるのが特徴で、近年は継続摂取による健康への効果が実証され論文発表されている。
さらに、災害時の支援や、農業振興における「米の精」の活用なども検討しており、今後は連携事業を拡大していく予定だ。米の精は、金芽米(BG無洗米)の加工時に取り除かれた肌ヌカ(とぎ汁の元)を製品化した100%米由来の有機質土壌改良剤で、土中の微生物の働きを活性化させて土壌を肥沃化させる。有機肥料として稲や野菜に仕様されるほか、家畜の飼料としても利用されており、持続可能な循環型農業の実現を目指している。
包括連携協定における連携事項
包括連携協定で合意された連携事項は以下の通り。
- 子育て支援及び食育に関すること
- 健幸長寿及び町民の健康増進に関すること
- 有機農業の推進及び農業振興に関すること
- 持続可能な資源循環に関すること
- 防災に関すること
- その他、本協定の目的を達成するために甲、乙が必要と認める事項に関すること
東洋ライス株式会社の概要
- 設立=1961年(昭和36年)
- 資本金=1億円
- 事業内容=金芽米、金芽ロウカット玄米、BG無洗米の加工・製造・販売、精米機器の開発・製造販売その他
- 和歌山本社所在地=和歌山市黒田12
- 電話番号=073-471-3011
- URL= https://www.toyo-rice.jp/
本記事は東洋ライス株式会社の発表をもとに作成。
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