TWOSTONE&Sonsと平野弘紀氏、合弁会社TWOSTONE Fabricを設立
株式会社TWOSTONE&Sonsは、クラウドインテグレーション領域で経験を持つ平野弘紀氏との共同出資により、新グループ会社「株式会社TWOSTONE Fabric」を2026年11月1日に設立した。同社では、Google Cloudを活用した「クラウド開発」、AI実装による「AX/DX推進」、IT投資の適正化を図る「システムのセカンドオピニオン」の3事業を展開する。トップエンジニアがIT戦略の立案から開発・運用保守までを一貫して支援する体制を整える。

設立の背景と事業モデル
企業のDX推進や生成AIの普及に伴い、クラウド環境の整備や既存システムの高度化などIT技術の活用領域が広がる一方、システムの複雑化や開発・運用・セキュリティコストの増大が課題となっている。こうした背景から、顧客にとって必要な技術や開発体制を見極め、適切なコストで明確な成果を提供することを目的に、平野氏の専門性と株式会社TWOSTONE&Sonsグループの事業基盤を掛け合わせた合弁会社が設立された。
株式会社TWOSTONE Fabricでは、所属するエンジニア全員がGoogle Cloudを含む上位認定資格を保有する。エンジニアが直接顧客と向き合い、IT戦略の提案からシステム設計・開発、セキュリティ、運用保守までを一貫して担う。また、AIを活用した開発工程の効率化や業務自動化を進めることで、人員規模の拡大に依存せず高生産性を発揮する事業モデルを構築し、開発・運用コストの最適化を図る。さらに、オンプレミス環境からのクラウド移行やサーバーレスアーキテクチャを活用したアジャイル開発、24時間365日体制のシステム監視・運用保守といったマネージドサービスまで対応する。
展開する3つの主要事業

Google Cloudを中心としたクラウド技術の専門性を基盤に、以下の3事業を展開する。
- クラウド開発:Google Cloudを中心とした業務システム、データ基盤、SaaSプロダクトの設計・構築・運用を行う。クラウドネイティブ技術により高速な開発サイクルを回し、スケーラビリティとコストの両立を実装レベルで実現する。
- AX/DX推進:データ基盤の構築から生成AIやRAG、AIエージェントの実装までを担う。実証実験(PoC)にとどまらず、持続可能な業務プロセスの構築と運用定着までを一貫して支援する。
- システムのセカンドオピニオン:開発中や既存システムの開発・運用方針、技術構成、コストなどについて第三者の立場から評価・助言を行う。既存ベンダーの提案内容の妥当性や刷新の必要性を検証し、必要に応じて設計・開発・運用の見直しまで対応する。
代表者の経歴と今後の展望

株式会社TWOSTONE Fabricの代表取締役CEOに就任した平野弘紀氏は、2005年にアイレット株式会社(現:KDDIアイレット株式会社 ※KDDI株式会社グループ)へ入社後、Webアプリケーション開発などに従事した。執行役員などを経て2021年に取締役副社長に就任し、マルチクラウドを用いた顧客課題の解決を中心にクラウド事業全般を推進した。2026年8月に株式会社TWOSTONE&Sonsへ参画し、2026年11月に現職へ就任している。
平野氏は「TWOSTONE Fabricは、技術者自身が提案から開発・運用まで一貫して担い、お客様に最適な技術を適切なコストで提供する会社を目指しています」とコメントしている。同社は今後、クラウド技術に精通したエンジニアの参画を進め、技術支援体制の強化を図るとしている。
合弁会社の概要
- 会社名:株式会社TWOSTONE Fabric
- 所在地:東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル6F
- 設立年月日:2026年11月1日
- 代表者:代表取締役CEO 平野 弘紀
- 出資比率:株式会社TWOSTONE&Sons 50%、平野 弘紀50%
- 事業内容:クラウド開発、AX・DX推進、システムのセカンドオピニオン
- コーポレートサイト:https://www.ts-fabric.co.jp/
本記事は株式会社TWOSTONE&Sonsの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



