医療機器選定のAI回答傾向をTechSuiteが実測調査 観測企業は122社
TechSuite株式会社は、主要3つのAIを対象に、医療機器の商社やメーカー選びに関して日本で検索される質問への回答内容を実測した調査結果を発表した。ChatGPT、Google AI Overviews、Microsoft Copilotを対象に、2026年11月時点で取得した72件の回答を集計および分析している。病院の医事課担当者や臨床工学技士などが選定をAIに尋ねる行動が広がる中、AIが提示する企業や根拠情報の実態がまとめられている。
観測された企業は122社、突出した1社が存在しないロングテール構造
調査によると、最も多く登場した全国展開の総合医療機器商社グループでも登場率は25.0%にとどまった。上位5社を合計してものべ言及の20.4%であり、観測された会社は122社にのぼるなど、突出した1社が存在しない極めて裾野の広いロングテール構造であることが確認された。
質問者の立場やAIの種類によって挙がる企業が変化
質問者のペルソナによって、AIが挙げる会社には大きな入れ替わりが見られた。臨床工学技士向けの質問ではカテーテル・循環器領域に強い国内大手の医療機器メーカーが44.4%で最多となった。一方、クリニックの経営者向けの質問では全国展開の総合医療機器商社グループが33.3%、病院の医事課担当者向けの質問では画像診断機器に強い大手メーカーが28.6%で最多となった。
また、利用するAIによっても挙がる会社の型が異なる傾向がみられた。ChatGPTは中古医療機器の専門商社、Google AI Overviewsは全国・地域の大手ディーラーや医薬品卸を比較的多く挙げ、Microsoft Copilotは大手メーカーを比較的多く挙げた。
根拠となる情報源は公式サイトが42.2%で最多
AIが根拠とする情報源は、会社自身の公式サイトが42.2%と最多であった。一方で、比較・情報メディアや求人・転職メディア、公的機関にも広く分散しており、自社での情報発信と比較・採用関連メディア上の情報整備の両面が重要であることがうかがえるとしている。
調査の概要
今回の調査の概要は以下の通り。
- 対象AI:ChatGPT / Google AI Overviews / Microsoft Copilot(3プラットフォーム)
- 対象地域:日本
- 調査時点:2026年11月
- 対象:AI回答72件/24クエリ(医療機器商社・販売代理店・ディーラー・メーカーの比較検討について実際に検索される質問に基づく)
- 指標:各AI回答に登場した企業名、および引用元URLを集計・分類
なお、本調査は各AIが生成した回答の記録に基づく集計であり、特定の事業者・サービスの推奨や品質の保証ではない。AIの回答は非決定的で、モデルの更新・質問文・時点により変動し、数値は調査時点のものであるとしている。

調査を実施したTechSuite株式会社について
調査を実施したTechSuite株式会社は東京に本社を置き、代表を畠山夏輝氏が務める。生成AIを活用したマーケティング・HR・DX領域のサービスを展開している。
同社が運営する「AI検索パートナーズ」は、ChatGPT・Claude・Gemini・Microsoft Copilot・Perplexity・Google AI Overviews等のAI検索に対応した専門コンサルティングおよび実行支援サービスである。公開情報上で企業名が確認できる導入・支援事例を対象に企業単位で集計したデータ(TFCO株式会社調べ、2026年10月7日時点)において、AI検索対策コンサルティングの導入社数No.1および大手企業の導入社数でもNo.1となっている。
本記事はTechSuite株式会社の発表をもとに作成。
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