AnyReach、ECサイトにeギフトを組み込む技術で特許取得
AnyReach株式会社が提供するeギフトサービス『AnyGift』が、eギフトシステムに関する特許を取得した。本特許は、ECサイトにeギフト機能を組み込むことを可能にする技術だ。
近年、オンラインでギフトを贈ることができるeギフト(ソーシャルギフト)の需要は急速に高まっている。その背景には、eギフトの利便性や、気軽にギフトを贈り合うカジュアルギフトの需要増加などにより、個人間での利用が急速に拡大していることがある。
AnyReach株式会社は2021年の設立以来、「世界的なオンラインのギフトプラットフォームを創る」という理念のもと、自社のECサイトにeギフト機能を組み込むことができるサービス『AnyGift』をECサイトを運営する事業者に提供してきた。今回の特許取得により、ギフトを通じてEC事業者が販売する商品の魅力を広げることに貢献していきたいとしている。
取得した特許の概要は以下の通りだ。
【特許番号】特許第7456684号(P7456684)
【発明の名称】情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
【特許権者】
識別番号:522000348
氏名又は名称:AnyReach株式会社
同社は、今回の特許取得がeギフト事業を飛躍的に発展させるための大きな転換点になるとしている。今後は、AnyGiftを利用する事業者がさらにeギフトを活用できる機能について多数リリースを予定しているほか、店頭でのサービスや体験をeギフトで贈れる機能や、カードタイプの物理ギフトカードなどの機能をリリースし、ECサイトのみならずリアルな店舗でも利用可能な機能やサービスの開発を進めていく予定だ。
『AnyGift』は、相手の住所を知らなくてもLINEやメールで贈れる”eギフト機能”を、自社ECサイトに組み込み・導入ができるサービス。自社ECサイトにおけるギフト購入・ギフトリピーターを増やすことで、売上を向上し、顧客やギフトを受け取る方々をファンに変えていくことが可能になる。