LIGHTzがおもしろテクノロジーの全株式を取得 完全子会社化へ
株式会社LIGHTzは、株式会社おもしろテクノロジーの全株式を取得し、完全子会社化したことを発表した。株式会社LIGHTzは製造業向けに「汎知化AI・ブレインモデル」プラットフォームなどを展開しており、今回のグループインを通じて現場実装力の強化や開発スピードの向上を図る。なお、取引概要における実行日は2026年9月30日としている。
現場実装力の強化を狙うグループインの背景
株式会社おもしろテクノロジーは、東京都大田区に拠点を置き、代表取締役の野呂 歩希氏が率いるエンジニア集団である。2022年10月の設立以来、AIを活用した開発力やソフトウェア・セキュリティエンジニアリングの知見を活かし、顧客の現場に入り込んで課題発見から実装、運用改善までを一気通貫で担うFDE(フォワード・デプロイド・エンジニアリング)を手がけてきた。企業のセキュリティガバナンス運用の実務を担った実績も有している。
一方の株式会社LIGHTzは、「汎知化AI・ブレインモデル」プラットフォームを通じて技術伝承や人手不足といった製造業の課題解決に取り組んできた。AI活用が広がる中で、現場業務に深く入り込んで成果が出るまで伴走できる実装力が強く求められるようになっており、株式会社おもしろテクノロジーのAIエンジニアやセキュリティ人材が加わることで、プラットフォーム提供から現場に近いAIネイティブ実現企業へと提供価値を引き上げる狙いがある。
見込まれる3つのシナジー
今回のグループインにより、両社は次の3つのシナジーを見込んでいる。
- 現場実装力の強化:多品種少量生産などのトレンドの中、AIエンジニアやセキュリティエンジニアが製造現場に入り込み、株式会社LIGHTzの汎知化®プラットフォームを活用したAI導入・定着を加速させる。
- 開発スピードの向上:AI×ソフトウェアエンジニアリングによる高速開発の知見を取り込み、プロダクトの開発・改善サイクルを短縮する。
- 現場の声のプロダクト反映:個社の現場での声と成長著しいAI技術のトレンドの双方を的確にキャッチアップし、未来を見据えた改善に反映する。
両社代表のコメント
株式会社LIGHTzの代表取締役CEOである乙部信吾氏は、株式会社おもしろテクノロジーが一関高専卒のメンバーを中心に創業された点に触れ、ものづくりへの想いや努力を重ねてきた姿勢を尊敬しているとした上で、自社が10年間培ってきた汎知化・ブレインモデル技術と同社の推進力の融合に期待を寄せている。
また、株式会社おもしろテクノロジーの代表取締役である野呂 歩希氏は「LIGHTzの暗黙知の知見と、現場に入り込み素早く形にする私たちの開発力を掛け合わせ、その現場に技術で貢献してまいります」とコメントしている。
今後の事業展開と取引概要
グループ参画後も株式会社おもしろテクノロジーは社名を継続し、既存の顧客へのサービスも従来通り提供する。連携による新サービスや自社プロダクトの運営方針については、決定次第あらためて知らせるとしている。
今回の取引概要および株式会社LIGHTzの会社概要は以下の通り。
取引概要
- 対象会社:株式会社おもしろテクノロジー(OMOTECH inc.)
- 所在地:東京都大田区
- 代表者:代表取締役 野呂 歩希
- 設立:2022年10月19日
- 事業内容:AIを活用したシステム開発支援(FDE)、Webサービスの運営、ソフトウェアの設計・構築・運用保守・コンサルティング
- 取得方法:株式譲渡
- 実行日:2026年9月30日
株式会社LIGHTz 概要
- 社名:株式会社LIGHTz
- 所在地:茨城県つくば市千現2-1-6
- 代表:代表取締役社長CEO乙部 信吾
- 設立:2016年10月5日
- 事業内容:スペシャリスト思考の「技術伝承AI」の提供と実務適用支援、「汎知化」技術を活用したナレッジ共有プラットフォームの開発
本記事は株式会社LIGHTzの発表をもとに作成。
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