日本管財、富山県南砺市の公共施設包括管理業務で優先交渉権者に選定
日本管財ホールディングス株式会社は、グループ会社で建物管理運営事業を行う日本管財株式会社が、富山県南砺市の「南砺市公共施設包括管理業務委託」に係る公募型プロポーザルにおいて優先交渉権者に選定されたことを公表した。
結果は2026年10月1日に公表されたもので、業務期間は2027年4月1日から2032年3月31日までの5年間を予定している。市役所・市民センター、保育園、小・中学校など全33施設を対象に、維持管理業務および修繕業務を包括的に実施する計画だ。
富山県内では射水市に続く2例目の受託
南砺市が実施した公募型プロポーザルでは、2026年7月から9月にかけて企画提案書およびプレゼンテーションの審査が行われ、日本管財株式会社が優先交渉権者に選定された。富山県内における同業務の受託は、射水市に続く2例目となる。
対象業務は修繕、保守点検、警備、巡回点検など全35項目に及ぶ。同社は今後、南砺市との協議を進めながら、2027年4月1日の業務開始に向けた準備を進めていくとしている。
合併に伴う公共施設のマネジメント推進が背景
富山県南砺市は、2004年に旧8町村の合併によって誕生した面積約668㎢の自治体である。旧町村単位で建設した施設を引き継いだ経緯から、人口規模の類似団体と比較して建物の総床面積が多い状況にある。
こうした中、南砺市では人口減少や利用需要の変化を見据え、公共施設全体の状況を把握しながら更新・統廃合・長寿命化を計画的に進めるため「南砺市公共施設等総合管理計画」を策定した。今回の包括管理業務委託は、同計画に基づき、民間事業者の施設管理ノウハウや技術力を生かして公共施設マネジメントを推進することを目的としている。
業務の概要


公共施設包括管理は、自治体が保有する施設の保守点検や修繕などを1つの業務にまとめ、履行確認やマネジメントを含めて民間事業者へ委託する仕組みである。従来は施設の所管課ごとに個別発注・管理していた業務を一元化することで、管理水準の統一と業務効率化を図る。
業務概要は以下の通り。

- 業務名:南砺市公共施設包括管理業務委託
- 業務期間:2027年(令和9年)4月1日から2032年(令和14年)3月31日まで(5年間)
- 対象施設:全33施設(市役所・市民センター、保育園、小・中学校、義務教育学校など)
- 対象業務:修繕業務、保守点検、警備、清掃、巡回点検など計35項目

日本管財ホールディングス株式会社の概要
持株会社である日本管財ホールディングス株式会社の概要は以下の通り。
- 社名:日本管財ホールディングス株式会社
- 所在地:東京都中央区日本橋2丁目1番10号
- 設立:2023年4月3日
- 代表者:代表取締役社長 福田 慎太郎
- 資本金:3,000百万円
- URL:https://www.nkanzaihd.co.jp/
本記事は日本管財ホールディングス株式会社の発表および、南砺市公表の「南砺市の概要」「南砺市公共施設等総合管理計画≪改訂版≫」「 【審査結果】南砺市公共施設包括管理業務委託に係る公募型プロポーザルの実施について」をもとに作成。
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