ジャパニアス、データ基盤を手がけるdotslineを完全子会社化
ジャパニアス株式会社は、データ基盤の構想策定から設計・構築・運用までを手がける株式会社dotslineの全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。dotslineのデータエンジニアリングにおける専門性と、ジャパニアスのエンジニアおよび顧客基盤を組み合わせる。これにより、企業のデータやAIの活用を構想段階から運用・定着まで一貫して支援する体制を強化する方針だ。
子会社化の背景と狙い
企業において生成AIやAIエージェントを業務活用する際には、AIが必要なデータを正しく安全に利用できる環境の整備が求められる。その土台として、社内に分散するデータを収集・統合し、品質やアクセス権限を管理するデータ基盤が必要とされている。

株式会社dotslineは、データ基盤の構想・設計・構築に強みを持つデータエンジニアリング企業であり、Google Cloud、Snowflake、Databricks、Microsoft Fabricなどの技術を活用した支援を提供している。今回の完全子会社化により、株式会社dotslineの上流工程における構想・設計力と、ジャパニアス株式会社の構築・運用を担うエンジニア基盤を連携させる。これによって支援範囲を拡大するとともに、データ・AI事業をグループの新たな成長領域として育てていくとしている。
グループ化に伴い、両社は以下の取り組みを推進する。
- 構想から構築・運用までの一貫支援体制の強化:株式会社dotslineがデータ活用の構想策定や技術設計を主導し、ジャパニアス株式会社のエンジニア基盤を活用して構築・運用の体制を拡充する。
- ジャパニアス株式会社の顧客基盤への展開:既存システムの開発・運用に加え、データ基盤の整備やAI活用に向けた構想段階から顧客の課題解決を支援する。
- データ人材の拡充:株式会社dotslineが開発したデータエンジニア育成プラットフォームを活用し、スキル診断や個別学習設計、実践演習などを通じてジャパニアス株式会社のエンジニアを育成する。
- 知見の共有によるサービス品質向上:データ基盤の設計・実装手法や知見をグループ内で標準化し、支援の品質と提供体制の強化を図る。
今後の展望
今後は、両社の専門性と事業基盤を結びつけ、AIが正しく利用できる「AI-Ready」なデータ基盤の構築力をグループ全体に拡大していく方針だ。データ基盤の整備から業務へのAI活用、運用や定着までを支援することで、顧客企業の意思決定の迅速化や生産性向上に貢献していくとしている。
両社概要
株式会社dotsline
- 代表者:代表取締役 松本 祐輝
- 所在地:東京都中央区築地2-11-10 築地中央ビル6階
- 設立:2023年11月
- 事業内容:データ基盤構築支援
- URL:https://www.dotsline.jp/
ジャパニアス株式会社
- 代表者:代表取締役会長兼社長 西川 三郎
- 所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー18階
- 設立:1999年12月
- 上場市場:東証グロース市場(証券コード:9558)
- 事業内容:先端エンジニアリング事業
- URL:https://www.jna.co.jp
本記事はジャパニアス株式会社の発表をもとに作成。
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