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海と緑の技術研究舎、三陸の未利用わかめを使った犬用ふりかけをペットプラスで展開

東京海洋大学発ベンチャーの合同会社海と緑の技術研究舎は、株式会社AHBが展開するペットショップ「ペットプラス」とともに、三陸の未利用海藻を犬用ふりかけとして届ける取り組みを進めています。加工の手間などから一部が未利用となっていた岩手県産わかめの茎を乾燥・粉末化し、犬用のごはんトッピング「三陸わかめふりかけ」としてペットプラスで採用されました。海の資源を活かす加工技術と販売網を連携させることで、三陸の海藻に新たな用途を生み出し、未利用資源の削減と国産海藻の需要拡大を目指します。

漁師の相談を機に未利用の茎わかめ活用に着手

今回の取り組みは、岩手県大船渡市でわかめ養殖を手がける有限会社マルカツ水産から寄せられた、茎わかめの有効活用に関する相談が契機となりました。

わかめは葉やめかぶのほかに茎も食用として利用可能ですが、茎わかめは加工に手間がかかることから、収穫したすべてを商品として活用することが難しく、一部が未利用となっていました。丹精込めて育てたわかめを無駄にしたくないという生産者の思いを受け、海と緑の技術研究舎は有限会社マルカツ水産とともに、茎わかめを保存・利用しやすい乾燥粉末へ加工する方法の検討を進めました。

乾燥工程の課題に直面し専用の乾燥機を開発

商品化に向けては、原料となる茎わかめの乾燥工程が課題となりました。水分を多く含む茎わかめは、収穫後の洗浄や加工を経て速やかに乾燥させる必要がありますが、収穫期に集中して発生する原料を処理するための乾燥時間や作業負担が問題となっていました。

天日干しなどの自然乾燥では衛生管理や乾燥時間に課題があり、既存の乾燥機でも十分な処理速度が得られませんでした。そのため、海と緑の技術研究舎は有限会社マルカツ水産とともに乾燥機そのものの開発に着手しました。現地で茎わかめの破砕方法や脱水、乾燥時の温度や風の流れを見直し、現場での協力と改良を重ねた結果、犬用ふりかけに適した海藻粉末の製造に至りました。

日常の食事に取り入れやすい粉末状の犬用トッピング

「三陸わかめふりかけ」は、岩手県産わかめの茎を使用した粉末タイプの商品です。極寒の三陸の海で育ったわかめを加工し、海藻由来のミネラルと素材本来の磯の香りや旨みを残しています。

特別な調理を必要とせず、ドッグフードにふりかけたり混ぜたりして使用できます。海と緑の技術研究舎は、日々の食事に取り入れてもらうことで未利用海藻を継続して活用できる仕組みを構築し、今後もパートナー企業や生産者との連携を通じて国産海藻の需要拡大と水産業の活性化につなげていくとしています。

商品概要および関連企業

商品の概要および関連企業の情報は以下の通りです。

商品概要

  • 商品名:三陸わかめふりかけ
  • 用途:犬用のごはんトッピング
  • 原材料:岩手県産わかめ
  • 内容量:[30g]
  • 取扱店舗:ペットプラス一部店舗及びサービス

合同会社海と緑の技術研究舎

  • 会社名:合同会社海と緑の技術研究舎
  • 代表:平賀和徳
  • 所在地:[東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルB棟9階]
  • 公式サイト:https://m-sat.co.jp/

株式会社AHB

  • 会社名:株式会社AHB
  • 代表取締役:川口 雅章
  • 所在地:東京都江東区木場三丁目7番11号
  • WEBサイト:https://www.ahb.jpn.com/

有限会社マルカツ水産

  • 会社名:有限会社マルカツ水産
  • 代表:佐々木 晶生
  • 所在地:[岩手県 大船渡市三陸町綾里字清水152-2]
  • WEBサイト:https://marukatsu-suisan.stores.jp/

本記事は合同会社海と緑の技術研究舎の発表をもとに作成しています。

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