エー・ディー・ワークス、熊本に系統用蓄電所2号が竣工 年内目標を15か所に拡大
株式会社ADワークスグループの子会社で収益不動産事業を展開する株式会社エー・ディー・ワークスは、熊本県益城町で開発を進めていた系統用蓄電所の第2号「ADW熊本益城町蓄電所」が竣工し、引き渡しを受けたと発表した。
同施設はすでに電力系統への本連系および試運転を完了しており、速やかに卸電力市場での運用を開始する。需給調整市場への参入についても事前審査を完了しており、2026年11月末頃を目途に参入する予定だ。
ADW熊本益城町蓄電所の概要
竣工した「ADW熊本益城町蓄電所」の主な仕様とスケジュールは以下の通りである。
- 所在地:熊本県益城町
- 出力/容量:約2MW/約8MWh
- 竣工・引渡日:2026年8月31日
- 運用計画:卸電力市場は引き渡し後速やかに運用開始、需給調整市場は事前審査完了済みで2026年11月末頃の運用開始を予定(状況により変動の可能性あり)
なお、同施設に関して、発表日時点において令和8年熊本地震による設備および運用への影響は確認されていないとしている。
系統用蓄電所事業の位置づけ
系統用蓄電所は、再生可能エネルギーの普及拡大に伴う電力の需給変動を吸収する調整インフラとしての重要性が高まっている。近年はAIやデータセンターなどの稼働による電力需要の増加も見込まれており、電力需給を安定化させるインフラとしての役割が期待されている。
同社グループは本事業を社会課題解決に貢献する分野と捉えるとともに、2034年に税前利益200億円を達成するというビジョンの実現を後押しする新規事業として位置づけている。
年内の累計取得目標を15か所に拡大
エー・ディー・ワークスでは、第1号拠点「ADW三重松阪市蓄電所」において卸電力市場や需給調整市場での運用を進めている。今回の第2号拠点が加わることで、複数拠点における運用実績を蓄積し、ノウハウの高度化を進める方針だ。
さらに、第1号蓄電所が順調に稼働している状況を受け、系統用蓄電所の年内における累計取得目標を従来の10か所から15か所へと引き上げ、収益機会の拡大を図るとしている。
会社概要


- 会社名:株式会社ADワークスグループ
- 所在地:東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル 5F
- 代表者:代表取締役社長CEO 田中秀夫
- 設立:1886年2月
- 証券コード:2982(東証プライム)
- URL:https://www.adwg.co.jp/
本記事は株式会社ADワークスグループの発表をもとに作成。
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